
息子のマーチング・バンドのコンテスト月間。
先週に続き、第2弾。
とはいっても、今日はコンテスト参加ではない。
ホストとして、コンテストを開催する側だ。
コンテストは1日中、規模の小さい(構成人数の少ない)バンド・カテゴリーから各校が順次パフォーマンスを披露していく。
カテゴリーごとに表彰があり、カテゴリーごとの入賞が決まったあと、上位10校が決勝ラウンドに進出。
決勝ラウンドで再度その10校がパフォーマンスし、最終的の総合順位が決まる。
ホストである息子たちバンドは、決勝ラウンドの全てのパフォーマンスが終わったあと、総合表彰式までの間にエキシビションとしてパフォーマンスをする。
この、息子たちのエキシビションの予定は夜10時。
10時のパフォーマンスのために、リハ入りは夜の8時半。
とはいっても、夜8時半までは空きというわけではなく、日中、バンドの生徒や父母はボランティアをするので、1日がかりのイベントになる。
さて、そんなイベント開催の日に限って・・・
夏前からず~っと雨が全く降らなくて干からびていたオースティンは、朝から雨。
それでも、マーチングは雨天決行。
楽器が雨で濡れようがお構いなしにコンテストは進行する。
ただし、雷警報が出た場合、安全のため、フィールド及びスタジアムから退避しなければならない。
ボランティア・シフト中、2度も雷警報が出て、その都度全員スタジアムから退去し、コンテスト中断。

毎回、いつ警報が解除されるか、スケジュールがどのくらい遅れるか、予想がつかないまま待つしかない。

ホール内も、出待ちの複数校のバンドがすし詰め状態。
結局、予定よりも1時間以上も遅れたまま、コンテストは続いていく。
ボランティア・シフトが終わっていったん帰宅し、コンテストのライブ中継を見守る。
もともと夜10時の予定だった息子たち、このままだと夜11時すぎてから、へたすりゃ夜中の12時になってしまう。
真夜中のマーチング、決行か?
家で見守るライブ中継、カテゴリーごとのパフォーマンスと表彰が終わったあと、アナウンスが流れる。
「本来この後に予定されていた決勝ラウンドは中止といたします。協議の結果、各カテゴリーごとにすでに披露されたパフォーマンスでのスコアにより、総合順位を決定させていただくことになりました。」
決勝ラウンドが中止となったという事は、決勝ラウンドのパフォーマンスと表彰の間に予定されていた息子たちのマーチングも中止だな。
と思ったら・・・
「リハーサルは予定どおり9時開始(8時半入り)」と、伝達が。
何故?
イベントは部分中止で、他のバンドと観客たちがみんなスタジアムからさようなら~という状態なのに、息子たちは今から集合してリハーサル?
腑に落ちないまま、帰路につこうとする他校のバンドのバスが渋滞をつくっている中、息子を学校に送り届ける。
そして本来の解散予定であった10時半にお迎えに行くと・・・
ピクニック状態。

聞くと、予定されていた時間どおりにリハーサルし、残ってくださったジャッジの方々にパフォーマンスを披露し寸評を頂き、ピクニック(というか、部分中止となって売れ残ったピザやらサンドイッチやら飲み物を消化してしまうことになったのだろう)となったらしい。
初体験のマーチング・コンテスト開催側。
天候で予定通りにはいかなかったけれども、まあ、こんな非常事態もいつかは思い出深いものになるのかもしれない。
本日のピンズも「本日のTシャツ」に戻って、このコンテストの記念Tシャツ。
BGM「夕立」井上陽水
♪計画は全部中止だ 楽しみはみんな忘れろ
♪ウソじゃないぞ 夕立だぞ