
もう何年も保管場所を取って溜め込んでいて気になっていたもの。
ソファーなどの家具用の生地見本。

椅子やソファー等をオーダー・メイドする際に、どの生地で作るかを選ぶために見せる生地と柄のサンプルで、大体30cm×25cmくらいの大きさ。

角には陳列用にホール金具が付けられていて、

生地の素材やストック番号などが添付されている。

家具用なので、しっかりした生地で、柄も面白いものがある。
ただし、しっかりしているがゆえに、パッチワークやキルトには不向きな厚さ。
で、どうする?と、何年も家の片隅に保管されたままだった。
これらを片付けてしまいたい気持ちになり、図書館で借りた本に作り方が載っていたポーチを作ってみた。

扇形で、底部にマチ付き。
型紙どおりにしたら、ちょっと扇の広がり具合の傾斜が大きすぎに思える。
ファスナーの端部分の処理が、図書館の本では詳しく書かれていないうえ、作り方だけをコピーして返却したあとで作ったので完成品の写真もなく、よくわからなくて、間違ったのかもしれない。
完成品を、どうよ?と見せて帰ってきたコメントは、(元素材は家具用ハギレだとは告げていないのに)「なんか、椅子・・・っぽい・・・?」
あ、やっぱり、そういうイメージに収まってしまうのか。

ま、マチ幅がちょうど良いので、糸の収納でミシン周りをすっきりさせるのに使ってみよう。
いくつか作って、色の系統で分けて収納しようかと。
ソファーっぽくても、この用途なら、人目に付くわけでもないし・・・
そして、チェック柄で別のポーチも作ってみた。

元の型のサイズを変えて、携帯とキー・ケースが入るサイズにしてみたのだけれど、本体のサイズはアレンジしたのに、フラップ部分のサイズを元型のままで作ってしまったので、フラップが小さめになってバランスが悪い。
あまりにも「手作り」風なので、デザインがあいそうなタグを縫い付けてみた。

これだけで雰囲気が変わった。
偽ブランドものみたいになってしまうけれど、自分で使うだけだし、問題はないはず。
とまあ、ハギレを利用して作ってみたポーチ2種。
どちらも、完成の満足度はいまいち。
で、家具生地見本はまだまだあるのだけれど、どうしよう?
本日のピンズは、扇形ポーチ作成記念で、長野オリンピックの扇デザインのピン。
コカコーラのオマケで付いてきたもの。

BGM「ベルベット・フラワー」松田聖子
♪少しハギレを貰えたら 私思い出飾るため リボンの花を作るでしょう