
今週はボランティア週間。
息子には、ボランティアで社会貢献しながら、例えば「このような作業だと時給いくらくらいで、何時間働いてどのくらいの賃金を得られるか」などを考えて、労働の大変さを感じてもらえれば、一石二鳥にもなるとひそかに思っていた。
しかし・・・
毎回、シフト開始時間にボランティアが全員揃っていなくて、だいたい最初の20分はロビーで待機。
そして用意された量が終了すれば終わりなので、シフト時間の20分くらい前には終了。
決められた時間内はきっちり働く、というような労働の基本を肌で学ぶというより、「集合時間に遅れても大丈夫~」と思わせる状況が毎回なのは逆効果に思える。
更に今日などは、作業監督から「この大箱分がさばけた時点で今日のシフトの仕事は終了になります。ゆ~くり、確実に作業をしてくださいね。」(ほとんどが高校生のボランティアで、終了時に仕事した時間を記録してもらうので早く終わると時間数が少なくなってしまう)って・・・
これじゃ、「そうか~ダラダラ作業して時間をかせいだほうが時給が多くなるんだ~」と、ダラダラ働きのススメを教授されているようなもの。
未成年のボランティアだから扱い方も難しいのだろうけれど、もうちょっと「ボランティアといえども仕事。責任を持ってテキパキ労働に励む事」という姿勢を教えてもらえる現場だといいのだけれどなあ~。
というのは望みすぎかな。

息子と同年代の子供たちと一緒に作業していて感じたのが、10代半ばの子達、作業を始めて60分ほどが集中できる時間と見た。
60分を過ぎた頃から、「まだ終わりの時間じゃないの~?」といううんざり感が漂い始める子がでてくる。
多分、現場監督のスタッフさんは、この辺をよく知っていて仕事の量を配分しているのだろう。

それに、同じシフト時間帯で、「大人グループ」と「15才以下+同伴者」の2グループで別の作業に別れるのだけれど、現場監督のスタッフの2人が、「今日はどちらがどっちのグループを担当するか」をじゃんけんで決めているのを目撃した。
で、じゃんけんに勝った方はガッツポーズで「じゃ、大人グループを担当させてもらいま~す。」と。
やっぱり子供グループを受け持つ方が大変なんだろうなあ。
本当、息子の年令でボランティアさせてもらえる団体も多くはないので、感謝。
本日のピンズは、チャリティー・グループのメンバー章ミニ・バッジ。
裏に血液型は記されている。
これは昔~、小学校1年生のときに学校で学校で貰ったもの。
BGM「労働慰安唱歌」戸川純
♪働けども 働けど