
おしべの花粉がめしべについて、実ができる。
そういう事を小学校の理科で学んだとき、教科書の説明に使われたのはユリの花だった。
ユリの花は、ひとつの花の中におしべとめしべがある両性花。
それに対して、キュウリの花は、おしべだけの雄花とめしべだけの雌花に分かれる雌雄異花。
花は分かれるけれど、雌雄異株ではないので、ひとつの株で雄と雌の両方の花が咲く。
・・・はずなのだけれど、2株植えたキュウリが、一株は見事に雄花だらけ。

この男の子だらけの苗を、ひそかにキュウリのジャニーズ、キュリジャニなどとニックネームをつけてしまったりしている。
もう一株も、雄花がたくさん咲く中で、雌花は片手で数えられるくらいしかない。

しかも、花粉を人工的にではなく、ハチが運ぶ自然にまかせているので、ものすごい数の花が咲いているにもかかわらず、キュウリはできないかなと、あきらめていた。
それがようやく、成長の兆し。

自然の神秘と言うと大げさかもしれないけれど、両性花のものがあったり雌雄異花のものがあったり、自然に任せても実ができたり・・・地味に、ちょっと感動的。
本日のピンズは、男女ペアのランナーの図柄の、横田ストライダース・ランニング・クラブのミニ・バッジ。
BGM「Don'y Cry Baby」by斉藤和義
♪おしべとめしべでさあ ホットケーキを焼きましょう