
デジタル一眼レフカメラを買った後、ちょっと後悔している。
少し使ってみて、かえって、それまで持っていたポイント&シュートのハイエンド・モデルのものが価格の割りにいかに優れていたかを再確認することになった。
私が撮りたい写真には、今までのカメラのほうが機動性があって向いているのだ。
そんなことを思っていたら、久々に、「コレが売り出されたら絶対欲しい!」と思う物に出会った。
Lytroのカメラである。
Lytroが開発したカメラ、なんと、写真を撮ったあとでピントがあわせられるというのだ。
たとえば、私の一眼レフでオートフォーカスで撮影すると、一番近いものにピントが自動的にあってしまう。
せっかく中心に被写体があってシャッター・チャンス!と思っても、被写体がピンボケになってしまうことになったりする。
しかし、Lytroカメラだと、そのようにピントがずれてしまっても、あとからどこでも好きな位置にピントを変えられるのだ。

例えば↑この写真。
一眼レフを買ってすぐ、テスト撮影したもの。
息子たちにピントを合わせたかったのに、左手前にある植物にピントが合ってしまって、人物はピンボケに写ってしまった失敗作。
こんな写真でも、後から息子たちにピントを合わせたり、後ろを歩く2人にピントを合わせたりできるというのだから、失敗作が失敗作でなくなる事になる。
Lyto社のHPのギャラリーで、実際にピント切り替え体験ができるのだけれど(リンクのギャラリー内の写真、ボケている部分をクリックするとそこにピントがあった写真に切り替わる)、これは画期的!
このカメラ、発売されたら欲しいな~。
個人的には、これはカメラの世界をひっくり返す画期的な開発だと絶賛したい。
Lytro社に注目のピントを合わせておこう。
本日のピンズは、掲載ピンズ489個目(缶バッジを除く)で、500個目へのカウント・ダウンで、ボーリングの500アワード・ピンの紺色バージョン。
ピントだけじゃなく、恋の周波数も、ズレててもOK・・・
BGM 「恋のバッド・チューニング by 沢田研二」
♪バッバッバッド・チューニング ずれてるほうが良い