
ボーイスカウトのミーティングで、日本の現状説明と日本支援のお願いをスピーチしろと息子に託したが、シャイな性格ゆえ拒否され、息子に変わって夫が、赤十字への寄付と、米国ボーイスカウトの「世界友好基金」への寄付のお願いを告げた。
東日本大震災から3週間が過ぎたが、まだまだ米国でも支援の輪が続く。
赤十字や他の慈善団体への寄付をはじめ、飲食店などが声を掛け合ってベイクセールを行った売り上げや、アパレル企業が日本支援用のTシャツやバッグなどを製作した売り上げを日本へ送るとしている。
本日のピンズは、「本日のTシャツ」に戻って、そういった日本支援Tシャツの1枚、ラクロス・ショップの「JAPAN UNITED」Tシャツ。
このTシャツの売り上げは全額、赤十字を通じて日本支援に寄付されるそうで、私が注文した時点で既に2093枚売り上げ、37,674ドルを集めた、としていた。

このラクロス店、日替わり特売品が毎日用意されるので、よくチェックしている。
地震のあと、すぐにこのTシャツ販売が発表されたのにも気がついた。
ラクロス店がこういったTシャツで日本をサポートするという動きは嬉しく思い、そういう動きをしてくれることに感謝の意味も込めて、注文しようとすぐに思った。
しかし、その時点では予約注文受付。
もしかして、このTシャツの注文者がいなかったらどうしよう。
「うわ~、形だけ支援表明したら本当に注文が来ちゃったよ。」だったらどうしよう・・・と、つい深読みをしてしまった。
躊躇しているうちに、「すでに2093枚の注文を頂き、37674ドルを集めることができました。小さなことだが、われわれにできる事。まだ注文受付中。」という告知があり、ああ、私だけのためにTシャツ作成しなきゃならないという事はなさそうだなと、ようやく安心して注文したのだった。
このショップ、ラクロスの他にサッカーショップも持っており、そちらでは、ラクロスのイラスト部分がサッカーボールになったバージョンを、同じく日本支援用に販売している。

ちょっと難点なのは、こういった類で作成されたシャツなど、デザインが日の丸や折鶴や日本語メッセージ入りが多く、実際に着用するのは気恥ずかしい。
このシャツも、朝日デザインが戦争時の日本を彷彿とさせるので着ない、と息子は断言。
まあ、私にしても、ラクロス店が日本支援に動いたという事実に感謝を示すために注文参加したようなものだから、実際に着ようが着まいがかまわないけれどね。
BGM「Turning Japanese」ザ・ヴェイパーズ