
今日も寒いオースティン。
本日のピンズも、蔵王スキー・シリーズで、雪の結晶が微笑むピン。
天気予報は、今夜は雪。
2月3日は「音楽が死んだ日」。
今日、2月3日の出来事を歌った歌がある。
ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」だ。
1959年の今日、バディ・ホリー、リッチー・バレンス、ビッグ・ボッパーが乗った次の公演先に向かう飛行機が悪天候で墜落、亡くなった。
この出来事は、リッチー・バレンスの伝記映画「ラ・バンバ」でも描写されている。
飛行機の最後の座席をかけて、コイン・トスをし、勝ったリッチーが飛行機に乗り込んでいく。
バディー・ホリーが亡くなったその日を、ドン・マクリーンは「音楽が死んだ日」と「アメリカン・パイ」で歌った。
昔、この曲が好きで、レコードを買いに言ったけれど、店頭になかった。
取り寄せをお願いすると、店長さんは「コレだね!」と、親指を立てて見せた。
何の事かわからずに店を出たが、入荷したアルバムを手にしてわかった。

高校で軽音楽部にいた私、学園祭でこの曲を歌いたかった。
軽音楽部で私が同級生4人でフォーク・グループを組んでいたグループ名は「清少納言」。
名前に深い意味などない。もうひとつの同学年の女子3人のグループが「紫式部」という名だったので「じゃあ、ウチは清少納言」と安易についた名前だけの名前だった。
4人組で、みんながボーカルをとりたいので、学園祭で4曲用意したのだけれど、当日ステージに上がる直前に「時間がおしているので3曲にして」と指示が出る。
4人とも、自分の持ち歌をカットしたくない。
じゃんけんで、私の「アメリカン・パイ」はなくなった。
そのときは悔しかったけれど、今思えば、あの時じゃんけんに負けてよかった。
だって、ヘタだったもんね。
あの時、アメリカン・パイを歌うつもりだった私。
若さって、怖いもの知らず。
私にとっては、そんな思い出もある「音楽が死んだ日」の「アメリカン・パイ」。
BGM「アメリカン・パイ」byドン・マクリーン