
12月だというのに、半そででも汗ばむ暑さだった昨日。
それが一晩でガラリと代わり、今日は冬の寒さ。

冷たい空気が、「秋の」ラクロスの終わりを更に感じさせる。
今日は、秋のトーナメント・シリーズ、最終日だ。
昨日の試合結果で決まった今日の第1戦の対戦相手は・・・
またしても、偶然ヒューストンで対戦した相手。
前回負けたとはいえ、このチームにも勝てる可能性はある。
(ちなみに、ニューストンでは昨日第1戦の相手と今日のこの対戦相手が決勝戦に進み、1、2位を争った)
コーチを中心に「勝ちたい」という意気込みが燃え上がる中、試合開始。

やはり両チーム、力的には互角と思われる。
1点を追いつ追われつの攻守せめぎあいで試合は進む。

息子も、いつもよりアグレッシブな良い動きを見せる。
が、気負いすぎたのか、ペナルティを出してしまい、今シーズン初のペナルティ・ボックス入り(1分半)も。

相手チームが1点リードで終盤戦。

試合時間あと2分のホーンが鳴り、引き分けに向けて最後の猛攻撃にかける息子チーム。
相手ゴール前で両チームの最後の攻防がくりひろげられる。
ボールが、相手ゴール近くでフィールドをそれ、息子チームのポゼッション。
ゴールは2mほど先という位置で、S君がボールを構える。
最後のチャンス。
ここで決めれば同点。ブザービートだっ!
・・・と、そこで、試合終了のホイッスル。
ああ・・・
あと30秒、いやあと10秒あれば、S君がシュートして同点ゴールできてたかも。
構えたボールを投げる前に試合が終わってしまい、S君が悔しさとともにフィールドに投げつけたボールを大きく跳ね返ったあとフィードをゆっくり転がり、やがて枯れた芝生の上で静かに止まった。

今日のトーナメントは勝ち抜き戦。
買ったチームは次に進み、負けたチームは先がない。
こうして、息子の秋遠征チームは、1勝8敗でシーズンの幕を閉じた。

選手たちもコーチも悔しさが残る。
もっと勝てるチームなはずなのに、実力が出し切れなかった感が否めない。
コーチは、まるでまだまだシーズンが続いていくかのように、シーズンを総括ではなく次に向けてのポイントを指導する。

そう、秋遠征は終わったけれど、来月にはいよいよ本シーズンが始まる。
勝てなかった悔しさが、次につながることを期待しよう。
本日のピンズは、このテキサス大学での「ロングホーン・シュートアウト」トーナメント記念で、テキサス大学のマスコット「ロングホーン」のピンズ。

大会記念に、テキサス大学ラクロスのショーツもGET。
BGM「ノーサイド」by松任谷由実
♪長いリーグ戦 しめくくるキックは ゴールをそれた