
先日、息子が学校のアスレティック授業で結構バスケットボールが上手いのかもと書いた。
その授業を担当する、バスケット・ボールのコーチが息子に「クロス・カントリーには興味ない?」と打診してきたそうだ。
息子は「ある」と即答し、バスケのコーチは「じゃあ、クロス・カントリーのコーチに話しておくから」と告げたそう。
クロス・カントリーは、舗装されていない自然のコースを3~5km走る長距離走。
陸上競技でも、息子はトラック&フィールドの選手で、今年も400mと幅跳びを狙っている。
短距離選手なので長距離のクロス・カントリー部には参加希望を出してはいなかった。

短距離のトラック・シーズンは春、クロス・カントリーは秋。
実は、高校でラクロスをやりたいなら、シーズンが重なるトラック競技をあきらめざるを得ないが、同じ陸上でもクロカンなら兼務が可能。
今年クロス・カントリーを試してみるメリットはある。
息子自身は、「友達がやっているので一緒にやるのは楽しそう」「クロカンは毎日朝練なので、走った後1時間目から目が覚めて授業に集中できる」と考えて、やってみても良いなと思ったらしい。
と、そういう話を息子から聞いたのが火曜日。
クロス・カントリーのコーチからコンタクトがあるのだろうか?と思いつつ、クロス・カントリー部のHPを見たら・・・
学校が始まった3週間前から朝練が始まっていたのは知っていたが、初戦がなんとこの水曜日。
つまり、バスケのコーチが息子に「おまえクロカンでいけそうだから、どう?」と打診した翌日が初戦。
バスケのコーチからクロカンのコーチに推薦が行ったとしても、遅いじゃん!
ということで、どうやら「クロス・カントリーを走る息子」は幻で終わったようだ。
まあ、私としてはどちらでもよかった。
上にあげたメリットに反して、デメリットもあるのだ。
毎日1時間半早く登校しなければならないので、早起きが大変。(その分、前夜の時間が減って宿題が大変。)
長距離走をトレーニングすると、体が長距離向けに慣れてしまって、目指していた短距離の記録に支障が出るかもしれない懸念もある。
学校のユニフォームで、クロス・カントリーを走る息子の姿を見てみたかったかな~と、少し残念な気もしないではないけれどね。
本日のピンズは長距離、90年のニューヨーク・シティ・マラソンのピンズ。
BGM「ラビング・ユー」byエコーズ
♪リタイアが続く長距離レース