
7月末に、カリフォルニアのトーナメントに出かけ夏の遠征チームは終了し、その後ラクロスはひとまずお休みとなっていたラクロス。
今日は、秋の遠征チームのトライアウト。

昨年のこの秋の遠征、ものすごく楽しかったので、もちろん息子は参加希望。
だが、トライアウトにやってきた子の数は昨年より増えている。

しかも、息子のポジションであるディフェンスがやたら多い。

今日もオースティンは暑い。
体感温度は40度くらいいっちゃってる。

暑さで動きが鈍る子供たちにコーチがゲキを飛ばす。
「テキサスだけじゃなく、暑い地域はたくさんある。そこでスポーツする選手はみんな暑さの中でやっていくしかない。暑さを良いわけにしてはいけないっ!」

確かに、テキサスに住むからには「暑いから」と言っていては何もできない。

猛暑の2時間を終え、トライアウト第1回目終了。
選抜テストは今日だけでなく、来週に続く。

ところで、選抜テストに先駆け、昨日から秋の壁打ち練習会も始動。
息子を壁打ちに送り届けて落とした際、先に到着していた子が息子を見るなり声をかけた。
「おまえ、昨日のバスケ、すごかったなあ~!」
それを耳にして「ほほ~、息子の昨日の話、案外誇大自己評価でもなかったのか~」と気が付く。
春に陸上をやる息子は、現在秋のシーズンはオフ・シーズンのグループとしてアスレティックの授業をとっている。
秋のオフシーズングループは、バスケと陸上のシーズンを待つ子達なので、授業は隔日で陸上とバスケか行われる。
つまり、陸上選手の息子も、バスケをしなければならない。
そうして希望したわけでもなくバスケの練習をしてみると、「あれ?僕、意外にイケるかも」と気が付いたのだそうだ。
特にこの金曜日、シュートもかなり決まり「学校のバスケ・チームのトライアウトを受けたら、多分入れると思う」と言っていたのだけれど、親的には勘違いも入っているのだろうと話半分に聞いていた。
いままで特にバスケしていない息子が選抜されるという話は勘違いに思えてしまう。
のだが、他の子がコメントするくらい、やっぱりある程度イケてるのか、息子のバスケ?
実は陸上も、昨年の今頃息子が「学年で一番早いと思う」と言っていたのをマユツバで聞いていたのだが、シーズンが始まってみると、息子の言っていたことは間違いでもなかったんだ~と、気が付いた次第。
もしかしたらバスケも悪くないのか?
「でも、バスケのトライアウトは受けない。学校のチームゃなくて楽しんでやるだけのバスケならやってみてもいいかな。」
そんな会話のあと、尋ねられた。
「もし、今までの人生でもう一度戻ってやり直せることがひとつだけ選べるとしたら、何を変える?」
う~ん、長い人生、多分いっぱいあるかも。
会話の流れを考えると、息子は「もっと小さい頃にバスケを始めていれば良かった」と思っているのかと思ったら、「僕は特にない」と言う。
「ないんだけど、しいて言えば小さい頃にアメフトをやっていればよかったかな~。」
そうか~。
今年、学校でアメフトをやるか迷った息子。
コーチはランニング・バックのポジションで陸上の足を活かせると息子を勧誘していたようだし、本人もやってみたい気はあった。
息子は最後まで悩み、試しに練習に加わってはみたが、「走るのはともかく、ボールをキャッチするのが上手くないから、やめておく」と結論を出したのだった。
コーチは私にも、社交辞令とは思うけれど「アメフトに入って欲しかった」と。
小さい頃に、息子にアメフトやバスケは「やってみる?」と言ったことがなかった。
なんとなく、息子はそういうのは興味がないだろうと、決め付けていたのだろう。
もし、早くからアメフトをやっていたら・・・バスケをやっていたら・・・
子供の人生、選択していくのは本人だけど、人生の初めの頃に、どういう世界があるのか、そのドアを開けてみるのにドアを見せてあげるのは親の選択になる事もある。
アメフトの扉やバスケの扉、息子が自分で開けてみたときには、もう中はいっぱいだったので入るのは躊躇うしかなかったのかも。
そうか。
もし「人生でひとつだけやり直せる」なら、私のひとつを使って、息子が小さい頃にアメフトを紹介してあげても良いのだな。
本日のピンズは、息子が結構イケてるらしいバスケットボールで、シドニー・オリンピックのバスケットボールのピンズ。

これは、コカコーラのオマケとして付いてきたもの。
どれがはいっているのかわからない子袋で付いてくるのだけど、24種全種揃えて持っている。
BGM「ゲッチャ・ヘッド・イン・ザ・ゲーム」from 「ハイスクール・ミュージカル」