
米国の学校の長い夏休み。
学校があると忙しくてなかなか取り組めない長期課題を行うチャンスである。
というわけで、息子のボーイスカウト隊は、夏休み中に「フィットネス」のメリットバッジに取り組んでいる。
この「フィットネス」のバッジ獲得に含まれる課題の一つが「体力測定を行い、自分の弱点を把握した上で体力向上プログラムを組み、それに沿って12週間運動をし、再度体力測定を行い体力向上を確認すること」と、12週間継続しなければならないのだ。
というわけで、5月に第1回目の体力測定を行った。

腕立て伏せ、懸垂、前屈、跳躍、1マイル(1.6km)走・・・などなどを測定。

これを元に各自がプログラムを組み、夏休み中に実行。
9月に再度集まって体力測定を行う。
息子の場合、夏休み中コンディショニング・キャンプに参加していて、このキャンプで体力向上の運動を行っているので、問題なく楽勝。
もうひとつは、金融関係の会社が、スポンサーとして開催してくれた「マネージメント」のメリットバッジのクラス。
こちらはクラス開催の告知を見つけて個人的に参加。
夏休み中に2~3週間ごとに合計5回のクラスがあり、毎回宿題が出され、3ヶ月でバッジ獲得を目指す。
このバッジも課題の一つが「13週間連続して収支記録をつけること」というのがあり、3ヶ月はかかるのだ。
1回目のクラスで配布されたのが、高校生向きのファイナンス教材。

計画的な貯蓄や、投資、購入計画、などから仕事選びなどなど・・・賢明なお金のマネージメントについて、ワークブック形式で学んでいくようになっている。

これを毎回「次回のクラスまでに何ページまでやってくること」と、ボーイスカウトの課題に上乗せで宿題が出る。
教材が高校生向きなので、中学生の息子にはちょっと早い内容だし、課題が増えてしまったのだけれど、なかなか良い内容のクラスで将来役立つはず。
今のところは前向きに取り組み中。
夏休みが終わるまで、継続してがんばって欲しいところ。
本日のピンズは、奨学金などを扱う、UNCF学生基金のピン。