
米国では、卒業、学年度の終了の時期。
息子の学校は、あと1週間半ほどあるのだけれど、授業も年度末で慌しい。
宿題用に貸し出されていた教科書も、早い先生は先週で既に返却回収を要請。
ということは教科書を使う宿題はもうないってこと?

課題も、年度末。
バンドの授業は、ファイナルの録音課題が出る。
課題曲などを各自自宅で演奏録音し提出。
この出来で、来年度のクラス分けがなされる。
息子の学校のバンドは、7~8年生で3つのクラスがあり、「8年生中心」「7、8年生混合」「7年生」に分けられる。
息子は今年度は「7、8年生混合」に入っていて、順当なら来年度は「8年生中心」に入ると予想。
この8年生のクラスは、今年の演奏が評価されて、来年度シカゴでの演奏に招待されている。
つまり、そのクラスに入ればシカゴ遠征。
多分シカゴはほぼ手中かと思いきや・・・
息子、このファイナル課題は全て録音し終えたものの、課題の提出日に持って行くのを忘れた。
提出が遅れると1日ごとに10点減点される。
息子は90点以下が決定。
7年生に上がる昨年度の場合、サクソフォンは激戦で97点以上で「7、8年混合」96点以下だと「7年生」のクラスに編入されたらしい。
それでいくと、息子は来年度の「7、8年混合」編入でシカゴ遠征はなし、になりかねない。

まあ、息子も私もこれは「まあ、しょうがないね。」で収まった。
この課題が0点でも、他の貯金があって、バンドの通知簿は「A」が取れるはずだし。
が、今日は別の問題が・・・
明日、理科の授業は「ノート・チェック」。
授業や宿題でやったワークシートの貼り付けや、書き込みなどが全てノートに揃っているかチェックが入る。ワークシートが1枚欠けていると5点減点・・・などというように。
ところが、息子、理科のノートが丸ごと見当たらない。
「金曜にないのに気が付いて教室の忘れ物コーナーも探したけれどなかった。」と。
どひゃ~!
ノートがないと0点。
それもただの0点でなく、この「ノートチェック」は3倍課題。
つまり得点が3倍されるので、300点満点。
採点が50点だと150点。75点だと225点ということになる。
つまり0点だと0点を3回取った事になる。
今までの得点で計算してみると、今期の課題数が多いのと、今までの貯金が幸いして「A」にとどまれそうだけれど・・・。
1年分のノート、なくすなよ~。

こういうの、初めてではなく、最近2度すでに起こっている。
国語の課題で、通常のバインダーとは別に「課題ファイル」を作っていたのが、今回と同様、提出日前日に行方不明。
これは単発の課題だったので、前日に深夜までかかって1からやり直して提出してセーフ。
次は国語の通常バインダーごと行方不明。
「忘れ物コーナーにも見当たらなかった」というのを、放課後私も同伴して再度コーナーを見に行ったら、忘れ物の山の一番上にドンと乗っかっていて発見できた。
この国語の2件は、理由が想像できる。
国語の授業は午前中最後なので、息子は国語のバインダーを抱えたままカフェテリアにランチに行く。
で、食べたあと持っていたものをテーブルに忘れたままローカーに次の授業のバインダーを取りに行ってしまったのだろう。
だけど、理科の授業後は寄るところがないはず。
どうやってなくすのよ、一体。
やれやれ・・・。
本日のピンズは、教科書だかノートだかが中に描かれている、カリフォルニア大学バークレー校のピン。大学の売店で購入したもの。