春休みのヒューストンでの息抜き娯楽の続き。
ミニ・ゴルフでもしようかと探して出かけてみたら・・ない。
住所的にはここのはずなんだけどという場所は駐車場。
もしかしたらミニ・ゴルフがなくなってその場所は駐車場になったのか?という事でゴルフはできず。
じゃあボーリングでもする?ということでボウリング に出かけてみた。
たどりついたボーリング場 は、外観がちょっとレトロな感じで、入り口に向かっているのはマイ・ボールが入っているらしきバッグを抱えた年配の方。
もしかしたら私よりも年上の層がつどう場所かも?と少し不安がよぎる。
ドアを開けると、カーペットの柄や内装のつくりが、やっぱり昔からのボーリング場かなと思わせる。

(写真↑の右側、レーンでない部分がレトロな空気を漂わせている。)
受付では靴を借りてレーン番号を指定されるだけ。
あとはゲームを開始しスコアがコンピューターで表示されるので、やりたいゲーム数だけ遊んだあとの後払い。
よかった、設備はちゃんとアップデイトされているわ。とほっとするのだけど、実は手書きでスコアを書いていくイメージをしていたので、受付で「あれ?スコアカードくれないの?」と思ってしまったのは私。
レトロなままだったのは、私の頭の方だわ。

思ったよりボーリング場はにぎわっていて、空いていたのは1レーンだけ。
その最後のレーンを陣取って、ゲーム開始。
ボーリングって、シンプルだけど盛り上がるんだな~。
2ゲーム目に入って、周りのレーンでゲームする人たちが入れ替わっていく。
で、ウチの右隣レーンが空いたと思ったら係りの人がガータ横からなにやら引っ張り出している。
何???
と思っていたら、そのレーンにやってきたのは5才くらいの子供2人をつれた家族。
あ~、なるほど~。

子供達は、両手でボールを抱えて、よいしょとばかりに床に置いたボールを押し出すような感じ。
ボールはのろのろと、今にも止まりそうになりながら超スロー・スピードでレーンを転がっていく。
そして、係員がひきだした「壁」にぶつかりながらピンの並んだところまで無事にたどり着く。

なるほど、この「壁」がなければほぼ全てガータになりかねない子供達のゲームが、これのおかげで断然面白みを増す。
のろのろボールで、ストライクも出たもんね。
これを見ていてもう一つ、ボーリングのレーンって、微妙にピンに向かって下り坂になっているんだなあとも気が付いた。
じゃなきゃ、子供達の転がすボールは、途中で止まってもおかしくないものだったのだ。
小さい子供をつれてボーリングなどという発想は私にはなかったけれど、なるほど、ボーリング場って意外と子供でも楽しめる「ワザ」が隠されていたんだ。
プチ発見。
これ、ボールウォールと呼ばれて、いまどきのボウリング場には電動で即お子様向けにできるのね。
久しぶりにボウリングして、いまどきのボウリング事情に追いついたかな。
それとも、コレって昔からあったけど見たことがなくて私が知らなかっただけだろうか。
翌日、夕食を食べに「レインフォレスト・カフェ 」に出かける。
せっかく春休みなんだから変わったところにいきたいという息子のリクエスト。
「レインフォレスト・カフェ」は大きなショッピング・モール 内にある。
大きな・・・って、大きい~。
私が行くオースティンのショッピング・モールを3~4つくらいあわせたような規模。
目当てのレインフォレスト・カフェにたどりついたら、目の前にはアイス・スケートのリンク が広がっている。
「そうそう、キャンプのクラスでヒューストン紹介のスピーチした子がスケート場がここにあるって言ってた。」
もしかしたら、スケート場に導くためにこのレストランに行きたいと言い出したのか?
スケートは夜10時までなのだけど、夕食を終えたのが10時近くだったので無理。
翌日スケートをしに来ることにした。

アイス・スケートは初体験の息子。
実は春休み前に、スピード・スケートをやっているという友達に「春休み一緒にスケートに行こうよ。陸上やってるからきっとスケートにも向いていると思うよ。」と誘われたのだけど、ヒューストンに行くから断ざるをえなかったのだ。
友達とスケートしたかった春休み。
一緒にはできなかったけれど「ヒューストンでスケートしてきたよ~」と話せる!とワクワク。
最初は足元がぎこちなかったけれど、ローラーブレードは経験しているので、すぐにコツをつかんでいく。
ああ、多分君の頭の中では「僕、アポロ・オーノ っす!」気分なんじゃない?と思えるような真剣な目でスピードに挑戦していく。

このスケート・リンク、ショッピング・モール内にあるわけで、周囲は店舗なわけだけど、カジュアル・ショップならまだしも、リンクを見下ろす2階に「フェラガモ 」などといったブランド店があるというのがギャップ。
このスケート場、一度入場すると時間制限がなく好きなだけ滑っていっていいシステム。
1時間ごとに整氷が入るほか、整氷後は時計と逆周りにすべり、途中でアナウンス指示が入ったあとは時計回りに変更になる。
なぜ、すべる向きを変えなければいけないのか、理由が謎。

それに、アイス・スケートなら長ズボンや手袋が必要でしょう~と思う私に反して、みんな手袋なんかしてないもんね。
大きくて綺麗なショッピングセンター内でのスケート。
昔の、京都のスケートリンクで滑った経験しかないような私には新鮮ないまどきのスケート体験だった。

本日のTシャツは、食事をした「レインフォレスト・カフェ」の売店で見かけた2010年春休みバージョンのTシャツ。