94 千倉ロードレース T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

今日もTシャツ@TEXAS(テキサス州オースティン)-out11

息子は今12歳。
日本に住んでいれば、今月小学校を卒業するという年。

その年齢の頃の自分を思い返すと、小学校を卒業すると中学に進み、ホームルームと担任が振り分けられ、時間割が渡され・・・と流れに乗っていくだけだった。
選択を悩むものと言えば、クラブ活動はどの部に入るか、程度だった。

クラブ活動は、私はブラスバンド等に興味を引かれていたが、体力のない私を思って母が体育系を強く勧めた。
自分としても母の考えは理解できた。
小学校の時に1年間剣道を習ったので、剣道部も良いかなと思ったが、当時の剣道部は男子ばかり。同級生の女子が一人入部を決めて男の園に入っていったが、私にはその勇気はなかった。
結局、いちばん仲の良かった友人が入るからという理由で、ソフトボール部を選んだ。

そんな事を思い出しているのは、息子の選択に頭を悩ませているからだ。

日本なら小学校をもうすぐ卒業という息子、アメリカの学年区分が異なるため、あと3ヶ月ほどで7年生を終える。
そして、8年生でとる選択科目を決めなければならない。

先日この選択について書いた が、提出期限に突如息子は「来年は陸上をやめて、スピーチクラスを選択する」という変更を決めた。
陸上のシーズンとラクロスのシーズンが重なるので、練習時間が取られてきついのと、高校の単位が取れるスピーチの魅力とで変更を決めたようだ。
私も納得し、それで親の同意欄にサインし、提出させた。

しかし、その後に陸上の試合に出てみたら 、思いのほか試合が楽しく、しかも自分が思ったより良い記録が出せる事に気が付いた息子は、来年も陸上を取りたくなってしまった。
(部活として陸上をやりたければ、後期の1時間分を「アスレティック」を選択しなくてはならない。)

学校に尋ねてみると、今週一杯まではまだ振り分けに着手しないので変更OKとの事。

さて、変更可能となると頭が痛くなる。

息子、陸上を選択に戻すと「スピーチ」を断念せざるを得ない。
そこに、高校の単位の取れる「スピーチ」と「ヘルス」を取って、ラテン語をやめると言う案を息子が出してきた。
ラテン語は、7年生と8年生で「ラテンⅠ」の高校の単位が取れる。ただし、9年生で「ラテンⅡ」を取るのが条件。
9年生でラテンⅡを取ると、高校卒業に必要な外国語の単位は取れてしまう。
そのつもりで7年生でラテンを取ったのだけど、今になって、ラテン語よりも高校でドイツ語かフランス語を学びたいのだという。

無理にラテン語を続けると2年我慢しなくてはならない。
ドイツかフランス語を学びたいというのなら、既に学んだ7年生の1年間を捨ててでも今ラテン語を辞めるべきか・・・

息子としては、ラテン語で1単位高校に持ち上げられるのをやめて、変わりに「スピーチ」と「ヘルス」で1単位持ち上げ、高校から外国語を取ると言う方法を考えている。
親としては、理系や法学系に進むならラテン語を続けるのが良いと思うし、もともと文系に向いていない息子だから、9年生までで外国語単位を取得してしまって、あとは理系の選択クラスを取るほうが良いかも知れないと思う。

と言うか、根本的に、12歳の息子にはまだ自分が将来どの分野に進むかなどというのがまだ方向が決まっているわけではないのに、授業選択をしなければいけないと言うのが難しいのだ。

そして親としては、中学での選択が高校での選択や成績にかかわってくるという事が長い目で見えてしまうので、より頭が痛い。

私が12歳の時、体育系クラブ活動を勧めた母の意見は正しかったと思うだけに、何が息子にとって良いのだろうかと考えると・・・・頭が痛い。

本日のTシャツは、話と何の関係もなく、94年の千倉ロードレースの参加Tシャツ。