
一昨日走った ハーフ・マラソン。
メダルがなかった事は既に書いたが、実は他にも事前の詳細とはかけ離れていたことがいろいろあった。
私自身はあまり期待していなかったので、失望感は薄かったのだけど、ランナーのフォーラムで大会感想がかかれいるのを見ると、メダルよりそちらのほうが多くのランナーにはガッカリだったようだ。
その「そちら」というのは・・・
大会のコピーが「COME FOR THE RACE, STAY FOR THE PARTY」と、走った後はパーティー!と謳っていたのだ。
で、その「パーティー」にはライブ・ミュージックが演奏され、クリームチーズ&ベーグル、サンドイッチ、ピザ、ブリトー、フレッシュ・オーガニック果物・チップ&サルサ、ビールが用意されるとなっていた。
ところが、ハーフ・マラソンをトップ20%でゴールしても、ほとんど何もなかったという惨状。(最初から無かったのか、どういう状態だったのかは謎)
雨で仕方がないとはいえ、21kmのレースを走った後の回復に、約束されていた食べ物を期待していたランナーには失望感がかなり大きかったのは想像できる。
実際、何がどうなってそういう結果になったのかはわからないけれど、ランナーの中でも「もうこの主催者の大会には絶対出ない」とガッカリな人、「第1回大会だからこれで学んで次回は改善されることを期待しよう」という人・・・さまざまな反応ではあるが、宣伝と実際の違いに失望したランナーはかなりいたのは間違いがない。
あと、コース上のエイド・ステーション。
これも大会要綱に書かれた内容とは違っていた。
それよりもあきれた話が・・・
ひとつのエイド・ステーションで、雨の中、水をカップに注ぎ続けてくれている男性に隣のランナーが感謝を述べた。
「雨の中ボランティアありがとう」
するとその方の応答が
「いや、私はボランティアではないんだ。大会主催者側が我が家の前にエイド・テーブルを設置したのだけど、来るはずのボランティアがどうも現れなかったんだな。私はたまたま新聞を取りに家から出てきたら誰もいないから仕方なくやっているやっているだけなんだよ。」
本当の話なら、ひどくないか?
家の前をコースに設定された方たちは、車が出せないなどの不都合を受け入れて下さっているのに、更にこれはないだろ~な話。
というか、この方、とても親切な方。
そういう方のおかげで、水補給は問題なかったものの、スポーツ・ドリンクの用意が要綱と違う。
そもそも、スタート時間が予定より20分遅れ、予定されていたスタートの1時間前にバナナ1本食べただけだったので、スポーツドリンクのエイドを、待っていたのに、中盤は全くエイド・ステーションすらない。
「エイドはどこよ」な走りが少し続いたのだった。
とうことで、本日のTシャツは、08年の「RUN FOR THE WATER 」10マイル大会のTシャツ。
この「RUN FOR THE WATER」は、エイド・ステーションの水を求めて走り続ける・・という大会ではなく、大会で集まった基金をブルンジ共和国 の飲料水確保の資金に寄付するという大会。
安全に水が飲めてマラソンを楽しめるという、我々の環境に感謝して、一大会の不満など忘れるべきかな。
ともかく、主催側には今後の改善を期待したい。