
米国には日本のような「国民健康保険」制度がない。
低所得者援助の「メディケイド」、高齢者対象の「メディケア」というものは存在するけれど、ほとんどの人は民間の保険会社の健康保険に加入する事になる。
これが高い。
高いので加入できない人たちも出てくる。
保険がないため、医者にかかると高額の請求が来るため、医者にかかれず命を落とす人も出てくる。
簡単に言えば、これが米国の健康保険問題。オバマ大統領が改革を公約はしているものの簡単な問題ではない。
米国の健康保険は「病気になるな!もし病気になってしまったらさっさと逝け! 」だと言われても、ジョークではない。
健康保険が問題ではないが、「病気になるな!」と祈りたくなるのを痛感したのが息子の学校生活。
昔々の日本の中学生だった自分と比べても意味はないのかもしれないけれど、私が中学の時、病欠したら休んだ日はどうなったのか思い返してみた。
う~ん、特に何もなくその分は過ぎていったような気がするのだけど・・・?
宿題なども、休んだ日に出た分は「チャラ」になっていたように思う。
息子の学校の場合、休んだ日の分は登校再開後カバー。
例えば先日月曜に1日病欠した息子の場合。
金曜に出ていた宿題は、金曜の帰宅後に症状が悪化したので週末に出来ず。
唯一終了していて提出可能だったバンドの週間練習記録のみを、欠席届けと共に月曜の朝に私が学校に提出。
提出したバンド記録以外は、休んだ日に提出できなかった宿題は、記録に0点等がつく。
翌日火曜日登校し、金曜分の宿題を提出。これで0点から実際の点数に記録変更。
休んだ昨日出された宿題が提出できないので、先生に休んだことを告げて昨日分の宿題シートを貰う。
つまり、登校再会した火曜には、火曜の分と月曜分のダブル宿題をこなさねばならない事になる。
更に息子の場合、そのダブル宿題の日にバンド参加必須イベント があり帰宅は午後8時。
それから2日分の宿題をこなしたうえ、休んだ月曜に行われて受けられなかったテストのために翌水曜は授業前にそのテストを受けねばならず早朝登校。
登校を再会したとはいえ、まだ若干セキなどは続いており、病み上がりで本調子ではない。
そんな体調で、ダブル宿題や課外必須活動やテスト早朝登校・・・
息子もフラフラになっているけれど、見ているこっちも疲れる。
休み日数が増えると、溜まる宿題や課題も増える。
だけども休みを最低限にして登校しても、病み上がりにど~ん!な宿題はきつい。
結論。
「病気になるな!」
でもまあ、社会人になれば病み上がりで出社して仕事が溜まっているなんてこともあるわけだから、宿題で疑似体験しておくのはいいのかも。
いずれにしても、やっっぱり出来るだけの予防は心掛けないとね。
本日のTシャツは、先日「風邪にはカクテキ」で掲載した 「コンプトロニクス」Tシャツ色違いグレー・バージョン。