
昨日の書き込み後、結局夫と息子、午前3時過ぎに帰宅。
起きて待っていたいけど、睡魔には襲われて頭は働かず・・で、何とか起きていようと、嵐の07年ドーム・コンサート・ライブのDVD を見始めたら、2時間半のDVD全部見られちゃったくらい。
そしてほとんど睡眠を取らずにに、夫は東京に飛び立っていった。
残されたのは、野外生活が終わってモダン生活に戻れた喜びを満喫する息子と、どろどろのキャンプグッズや洗濯物の山。

(靴も赤土まみれで、洗わないといかない状態)
ボーイスカウトのキャンプ、息子の年齢と共に、内容もかなり本格化してきたように思う。
例えば、息子が今回とった「野外サバイバル 」のクラスでは、一晩、テントなどの備品なしで野外で過ごす事が求められていたそう。
「木を集めてシャルターを作って寝たけど、アリがウヨウヨしていたりで、2時間寝られたかどうか・・」と、サバイバルが容易で無いことを体験できたよう。
最終日の打ち上げ的な対抗レースもそう。
レースのひとつは、子供たちだけで決められた物だけでいかだを作って漕ぐ競争。

その作成過程を眺めていた夫。大人は手助けしてはいけないルールなので口出しできないのだけど、「おいおい、それじゃ1分も持たずにバラバラになってしまうぞ~」とアドバイスしたいができないもどかしさだったようで。

結果、やはりイカダはゴールにたどり着けずに解体。
レース、もう一種はリレー・レース。

第一走者は、湖のコースを泳ぎ、泳ぎきったところで岸のコースを走るランナーにバトンタッチ。
ランナーはカヌーの待つ場所まで走り、カヌーに乗る。
ランナーがカヌーに座ったところで、カヌー漕ぎ手は湖のループコースを漕いでいく。
元の岸に戻ったら、カヌーに座っていたランナーが再び、先ほど走ってきたコースを逆に走ってゴールイン。
という、3種混合リレー。

息子は走る部分を担当したらしいが、「服が濡れていて動きずらかった」と、コンディションで動きづらいことを体験した模様。
キャンプ中には、靴を履いたまま泳いだり服を着たまま泳いだりも体験したらしい。「着衣水泳 」は、その動きにくさを知ることで緊急時の対応を学べる、緊急時サバイバル学習の基本項目でもある。
先に「モダン生活に戻れた喜びの息子」と書いたが、1週間の野外生活中、結構快適とは遠かったようで。
一番何が嫌だったか訪ねると、暑さではなく、「虫」と答えが返ってきた。
アリをはじめ、蚊や、何かわからない小さい虫たちに刺されたり・・が不快だったそうだ。
上のTシャツ写真に写っている、寝袋の下に敷くキャンプ・マット は持参したが、それでも地面のゴツゴツが不快で眠れず、途中コット を買出しに街に行くことにした大人リーダーの一人に、自分たちの分も買ってきて貰って、多少改善はできたそうだ。

何が楽しくて、わざわざ不便な野外生活をしに行くのか・・と思うけれど、普段の生活がいかに快適でありがたいものなのかを再認識するという点では、意義があるのよね、きっと。
本日のTシャツは、このキャンプ場 のお土産のTシャツ。
「LIFE IS GOOD 」のパクリっぽく「CAMP IS GOOD」というスローガンがプリントされ、ハンモックでくつろいでいるキャラも「LIFE IS GOOD」と同じに見える。
正式なライセンス物なのか、パクリなのか、わからない。

このシャツは私のお土産で、夫と息子はそれぞれ別のデザインのTシャツを買って、着て帰ってきた。
3枚のうち、この「CAMP IS GOOD」のが一番好きかな。色も私があまり持っていない土色で、キャンプっぽくて良い。