
息子の学校は、今週いっぱいで学年度終了。
既に、家での勉強用に貸し出されていた教科書の返却など、年度末の雰囲気が漂う。
その一環で、先週既に、体育の着替え用に使っていた個人ロッカー明け渡し。
体育用ロッカーに置かれていた息子の所有物は、着替えの体育着Tシャツと短パンのみ。
これが・・・
9月の学年始まりに持って行かれ、年末に一度戻って来てまた持たせたきり。
つまり、息子は、1年のうち1度しか洗濯に持って帰って来てないのだ。
本人も「かなりひどい状態だよ」と自覚していた。
これはどうやら息子に限ったことではない。
入学時の校長先生の話で、特に男子は着替え置きっぱなしが珍しくはないと言及されていた。(もちろん、それを奨励しているわけではなく、ロッカーの片付けを奨励する話の中で、ではある。)
どんな状態で戻ってくるのか、ある意味興味津々で待っていたら・・
Tシャツは、確かに体育会系臭がするけれど、まあ、思った程ひどくはなかった。
短パンは・・・見当たらない。
「あれ~、ロッカーからは持って出たんだけど」と、行方不明。
もしかしたら、そちらは親に見せたくない状態で、とぼけた振りして捨てたとか?とつい勘ぐりたくなる。
持ち帰りの前日、息子は「体育着、もういらないんだから学校に残して寄付してもいい?」と聞いてきたのだ。
だけど、夏休みの間、毎日スポーツの予定が入っている週もあるので、洗濯が追いつかないと着替えがあったほうが便利だから、持って買えって来るように返事した。
もしかして、やっぱり持って帰りたくない程の状態だったのか?

そういえば・・
高校の時、ソフトボール部と軽音楽部にダブル所属していた私。
メインは軽音楽で、ソフトボールはあまり顔を出さなかった。
けれど体育の着替えにはソフト部室を使っていて、忘れた時用の予備のシャツ(予備なので着古したシャツ)を部室に置いたままにしていた。
ある日それが無くなっているのに気がついた。
一緒にいたチームメイトに尋ねてみると、「あっ!もしかしてあの着古したシャツ?捨ててあるのかと思って、大掃除した時に処分しちゃった。」と。
私のは一応洗濯して置いてあった物なのだけど、やっぱり、この親にしてこの子あり、と言えるのだろうか。
本日のTシャツは、息子が小学2年生の時のスクールTシャツ。
学年の最終日に、このシャツを着て登校し、クラスのみんなに寄せ書きサインをしてもらって帰ってきた。
「ペンがなくて水性ペンを使った部分もあるから、気をつけてね」と言われたのに、つい普通に洗濯してしまい、サインのほとんどが消えてしまった。
ゴ、ゴメン!
ショックだったのか、たまたまみんながそうしていたからなのかわからないが、翌年から息子は、寄せ書きは「イヤーブック」という生徒写真が一人づつ乗ったアルバムに貰ってくるようになった。

1年生の時の寄せ書きTシャツはまだ残っていて、そのうち登場予定。
さてそして、今日は毎日使っていた通常のロッカーの明け渡し日。
持ち帰り用に予備のバッグを持って登校したけど、いったい何がもどってくるのだろう。
ついでに余談。
高校の時、部室置きっぱなしの体育予備シャツを捨てられてしまった私。
その頃、母には愛用していたジーンズを捨てられたことがある。
「え~!捨てた?何で?」と聞くと、「だって、あれ、黄色くカビが生えていたから。」
・・・違うのよ。
そのジーンズ、美術で油絵やっていた時に、誤って太もも部分に黄色い絵の具をこぼしちゃったのよっ!
まあ、問題は「カビの生えたジーンズを持っている」と納得されてしまうところにあるのだろうけど。