
本日のTシャツは、昨日カレンダーシリーズで出せたのになあ~と今気がついた、04年12月5日の「デッカー・チャレンジ」20kmのTシャツ。
「デッカー」というと、英国の2階建てバス「ダブル・デッカー」を想像してしまうのだけど、ここでのデッカーは、デッカー・レーンという道のこと。
このオースティンのデッカー・レーンには「エキスポ・センター 」というでか~いイベント会場がある。
このエキスポ・センターで、今日行われるイベントが、「SONY TAKE BACK 」。
これは、SONYがアメリカ全土で行っているリサイクル・イベント で、家庭で不要になったが一般ごみで捨てられない家電製品を回収するもの。
PCモニター、TV、ビデオ・・・などなど捨てるのに困っている家電を、今日だけこの会場で無料回収受け入れをしてもらえる。個人で捨てると徴収される廃棄代金は、SONYが一括して支払ってくれるのだ。
このイベント告知のSONYの新聞広告が、「リサイクル・イベントなので、広告もリサイクル使用します 」と、70年代あたりにレコード・プレーヤー広告で使われたらしきレトロな写真。
鉛が使われている古いPCモニターなどは、普通の大型ごみでは処理できないのでガレージに積まれていたので、このイベントを利用させていただくことにする。
持ち込まれた不要家電は、簡易梱包ですぐにトラックに乗せられていく。

昔、こういった廃棄物が他国に流れ、そこの国の人たちが知識がないまま解体して使える部分を取り出したあときちんと処理しなかったため、環境汚染となり(例えば、PC内の鉛などで土壌汚染を起こし、水に混入、住民の健康障害が起こった等)問題になったのをふまえ、このイベントで回収された廃棄物は、「他国に流れるような事は一切せず、全て国内で再利用できるものはリサイクルし、安全に処理する」のだそうだ。
処分に困っていた物を引き取ってもらえて、それが環境に優しく再利用されるなんて、ありがたいイベント だ。
でも、こんなイベントがあっても捨てられなかった「今では使えない品」がまだウチに残っていたりするのだけどね・・・
<ビデオ・フォト・プリンター写真挿入予定>