
ボストン大 名誉教授の下村脩さんがノーベル 化学賞を受賞された 。
「下村氏は発光するクラゲの体内から、蛍光するたんぱく質を世界で初めて発見し、精製することに成功。これを目印にすることで、生きた細胞中のたんぱく質の振る舞いが直接観察できるようになり、生命科学の研究に飛躍的な発展をもたらした。」のだそうだ。

(写真:時事通信)
誰がこういった研究で発見をしてもすばらしいが、やはり「日本人」となると、さらに嬉しく感じる。
下村氏のこの光るたんぱく質の発見で、
「病気の原因となっているタンパク質など、生体内で調べたい物質の遺伝子に、GFPの遺伝子を融合させると、GFPが放つ緑色の蛍光が目印になり、目的のタンパク質が細胞内のどこに存在し、どのように運ばれるのかといった挙動が、一目で分かる。」ようになり、生命科学の大きな武器になったのだそうだ。
本日のTシャツは、下村氏の発見された「緑色に光るたんぱく質GFP」でノーベル賞記念で、緑色蛍光プリントに入った、08年「マラソン・キッズ」完走Tシャツ。
偉大な発見をこのような「Tシャツ」に関連付けているなんて、申し訳ないが、もうひとつ、かなりレベルの低い話を書かせていただくと・・・
1週間前、鍵の束が見当たらなくなった。
最後に使ったのは、テニス→空手から帰ってきて、テニスと空手の用具で手がいっぱいだったので息子に「開けて」と手渡した時。
夫はまだ外出中で家は真っ暗で、息子はドアの鍵を開けたあと、キーホルダーについているミニ懐中電灯を使って家に入っていったので、ドアにさしたまま忘れてはいない。
家の中のどこかにあるはずなのに、1週間見つからず。
いったいどこよ~?
こんなときに鍵が返事をしてくれればいいのに・・・と思ったのは私だけではなかった。昔、「手をたたけば、その音に反応して音声で居場所を知らせる」というキーホルダーをいただいたことがある。
便利~、と思ったが・・・
手をたたいても反応しなくて、家じゅうを手をパンパンしながら歩き回ったり、逆に関係のない音に反応して突然ピーピー鳴り出したり・・・で、使わなくなってしまった。

(右の黒いのがそれ。左の、鍵の頭にくっついている青いのはミニ電灯。鍵を開ける時に、鍵を普通に持ったまま赤いボタンを押せば、鍵穴が照らせるので重宝。)
その後、そのメーカーは商品改良し、現在売られているのは「ワイヤレス・ページャー」キーホルダー 。
マシン本体ののボタンを押せば、キーホルダーがアラーム音を発して場所がわかるというものだ。
これなら問題点は改良されていると思うが、なにも電気機器を設置してまで・・という気がしてしまう。
緑に発光して細胞の挙動を追えるGFPのような、画期的な「鍵追跡グッズ」が欲しい。
ちなみに、1週間たってようやく鍵発見~。
ちょうど鍵が見当たらなくなった日に、息子が靴を新しいのに換えたのだったのだけど、その靴の空き箱が玄関の隅に置かれたままになっていて、その中に鍵が入っていた。
なぜ?どうやって靴の箱に入ってしまったのかは、全然わからない。。。