
空手のデモンストレーションをおこなって欲しいという依頼で、オーステインの某ホテルでの集会へ。
デモンストレーションは、空手でどんな事をやっているかを見せるものなので、ひととおり、カタ、自己防御法、スパーリング、板割りなどを披露していく。
特に事前打ち合わせもなく、2週間前に「今度デモをするので、息子さんにはこのカタを披露して欲しいので練習しといて!」と言われただけ。
前日まで、いったいどこで誰相手にするのかすら知らなかった私。
大体個々になにが出来るかわかっている進行役が、「じゃあ次は・・・」で披露していくので、複数で一緒にやるものはバラバラ。
息子も、披露するものは最近やっていなかったので、付け焼刃で以前やったものを思い出してやったのだけど。。。
デモンストレーションは1時間強やったのだけど、それぞれの部門ごとにビデオを編集し始めたので、まず編集できた板割りの部分を動画アップ。
実は、このデモンストレーションを見せた相手は、「メンバーになる資格は、IQテストでトップ2%に入るスコアを出した者」という、高IQの集団(子供ではなく大人)だった。
この板割りを見たあと、年配の女性達が、輪になって嬉々と話し始めたのが聴くともなしに聴こえてきた。
「あの割れたあとの板をどんなプロジェクトに使えるかしら。まあ、シンプルには暖炉にくべる薪には使えるけど、ほかに何かに有効活用する知恵がないかしら。」

なんだか笑えた。
というのも、息子の学校にも高IQ的生徒を対象にしたGATEプログラムのクラスがあるのだけど、そのプログラムで子供たちが学ぶのが、ちょうどそういう「型にはまらないクリエイティブなプロジェクトを行っていく」というものなのだ。
三つ子の魂百まで、というが、どんなものを見ても聞いても、高IQの人たちってやっぱり独創的思考をしてしまうものなのかなあ?(空手を見ても「おお~」や「興味ないわ」だけで終わらない)とふと思ったり。
本日のTシャツは、垂直に立てた板をキックで割っているようにも見えない?というイラストの、05年「フリースケール・ハーフマラソン」の参加Tシャツ。
この大会、私はフルマラソンの方を走っていて、このハーフのは、大会後に余ったものを、運営本部が倉庫整理する際に購入したもの。
この大会のフルマラソンの完走シャツは2月13日 に載せているが、フル参加シャツは今後掲載の予定。