
息子のトライアスロン大会。
近くの私立学校の校内で開催されるキッズ・トライアスロン。
この学校内で、今週トライアスロン・集中トレーニング・キャンプが開催され、そのトレーニングの最後の集大成として行われるレースでもあるこの大会。
キャンプ参加しなくてもレースだけの参加もありなので、息子はレースだけのオープン参加。

足首に付けているのが、タイム計測用のコンピュータ・チップ。
息子の10~12才部門は、スイム150m、バイク5km、ラン2km。
(案内ではラン1kmだったのだけど、レース前の説明で2kmと言われた。どっちよ?)

スイムはプール内を泳ぐ。
ゼッケン番号順に、ひとりづつ数秒ごとにずらしてスタートしていくウェーブスタートで、5コースを往復していくスネーク・スイム。(ここのプール、33m位という変則的な長さなのだわ)
バイクコースはかなりアップダウンがある。ランはほぼフラット、というコース。
スイムは得意でないので、バイクで追い抜きが出来るかが勝負と考えていた息子。
普通に走れても、他の子達がロードレーサーのところをマウンテンバイクで参加のハンデがあるのに、それでもバイクで勝負と思っていたのに・・・
バイクが始まってすぐに、チェーンが外れてしまったらしい。
こういう自体にそなえ、トライアスリートは自転車の整備ができるのは基本なのだけど、まさか起るとは思わず、直し方を教えていなかった。
仕方なく、コースのほとんどを自転車を押して歩く息子に、係員が何度か「棄権するか?」と尋ねたらしい。
そのたびに断ったという。
(一応、米国トライアスロン協会USAT 公認レースなので、他人の助けを借りて直しては失格だったのか、係員は誰も「直そうか?」とは言ってくれなかったらしい。)
コースほとんどをそうやって自転車を押して歩いてきて、バイクゴールの手前でやっと誰かが直してくれたそう。
バイクが終わった時点で、かなり疲れた様子。
こりゃ、ここでやめるかな~と思ったが「とにかく完走するよ」と、ランに向かう。

アクシデントに、気力も体力の疲労困憊状態ながら、みごとに完走。
ゴールでTシャツとメダルを受け取ったら、もう倒れそうな状態。
やはりどりらかというと、せっかくのバイク部分がほぼバイクの乗れないまま終わった悔しさで、気分的に疲労の部分が大きかったよう。
かなり不満足なレースに終わった息子だが、親の私には、アクシデントがありながらも、レースを放棄せずにゴールした姿がものすごく嬉しかった。

おつかれさま~。
諦めないでがんばったね。

本日のTシャツは、トライアスロンもので、87年の「ビッグ・ベア・トライアスロン」のシャツ。
このシャツは、原宿の古着屋で購入したもので、サイズがXLと、でかい。
でかいので活用したのが、妊婦時代。
妊娠8ヶ月で、妊娠中毒症で入院するはめになった際、このシャツをパジャマ代わりにメインに愛用した思い出の一枚。
生まれた息子を始めて抱いた時にも、着ていたのはこのTシャツ。
トライアスロンの胎教を兼ねて・・・という意味は別になかったけどね。