07 ツール・ド・キュア チームT | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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息子の、2つの「チームワーク」作業を見ていていろいろな事を思う。

「2つの作業」のうち一つは学校外のもので、チームで出された課題の問題解決を行い、チームワークや創造性などを競い合う「DESTINATION IMAGIMATION(DI)」というもの。

3月頭のトーナメントに向けて、9月から週1で集まってトレーニングを行っている息子の所属チームは、女の子2人と男の子4人の6人。DIがやりたいと申し込んだ子達が集まったので、お互いそれまで知らなかった者同士のような集まり。
チームメンバーの一人のお母さんAさんがチーム監督を引き受けてくださっているのだが、毎回Aさんが頭を抱えてしまう。チームワーク、集中力・・そういうのが欠け、作業が進まない。
先週末も、テキサスDI本部が主催のワークショップがあり、実際のトーナメント形式を体験する模擬チャレンジにチームで参加した。
結果・・・休憩時間のちょとした事でメンバー間で小競り合いになり、チーム作業などできないバラバラな状態に陥った。
このままではトーナメントはどうなるのよ、と、9月から今まで一生懸命指導(チームの結束のためにパーティーを開いたり、トレーニング時間を延長したり、それはそれは真剣に尽力していただいている)してきたAさんはもう脱力である。
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もう一つは、学校の理科の必須課題の「サイエンスフェア」という、自由研究を発表するもの。
今年息子は個人でなく、男子3人で共同研究をすることにした(個人か、3人までのチームで参加するか選べる)。研究に使うモノが我が家にあった事から、我が家で集まって研究することになった。
熱心にほぼ毎日集まっているのだが、これが・・・毎回集中力がないっ。
集まっても研究は進まず、すぐに誰かがゲームなどに走ってしまう。大抵1人がやる気が出ると他の2人が遊んでいて「おいっ!研究しようよ」となる。その「1人」が順番に変わっていくのが巡り、一向に進まず時間だけが無駄にかかって仕方ない。
そして研究データがどこかおかしくないか?となると「おまえのせいだ!」と言い合いになる。

見ていて頭が痛くなるが、小学生なのだからこんなものなのかな?これが言い合いもなしにスムーズに進む方が珍しいのではないかと思う。
Aさんも気を取り直し「こういった失敗や問題から学んで将来チームワークを築けるように学んでくれれば」と長い目で見て指導を続けてくださる。
私も理科の方も、とりあえず研究が形としてちゃんと出来上がれば、言い合いもしながらも集まって研究したのは楽しかったと将来良い思い出になってくれればいいと思う。

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(写真は2年前の「サイエンス・フェア」。審査員に自分の研究を説明する図、研究結果展示例、そして、現在共同研究しているうちの1人と展示を眺める息子。この2人がこの時から今年の研究方針を共にあたためていた・・という訳では、ない、であろう。)

長い目で見て・・・。大人になると「妥協」がうまくなるのだろうか。自分の気持ちのコントロールが上手くなっていくのだろうか。
Aさんが子供たちに言う。「みんなそれぞれ違うのだから、お互いの違いを受け入れ、お互いの意見を尊重しなきゃ!」
子供も大人も、これが簡単にできていれば世界は平和なんだけどねえ。
「チームワーク」。簡単ではないからこそ、これが発揮できる優秀なチームは良い仕事ができるんだろうなあ。

子供達は今は言い合いしながらでも、チームで作業する術を学んでいってくれれば良いと、願いながら頭痛を抱えて見守る今日この頃。

本日のTシャツは07年の、糖尿病撲滅基金を集める自転車イベント「ツール・ド・キュア」参加のため、「GOLD’Sジム」で作られたチームのTシャツ。