
昨日掲載のTシャツには、92年1月12日の日付がプリントされているのだが、私は実際にはそのシャツはそれよりずいぶん後で後で手にしている。何かのイベント用で作られたのが残ったのを、後で買ったという事なのだ。
私自身はその92年1月12日当日には別のTシャツを手にしていた。
92年の横田フロストバイト・ハーフ・マラソンの参加Tシャツである。
私にはこのフロストバイトが毎年その年最初のレースとなっていて、年末からお正月のあまり走れない時期の後に来るこのハーフは毎回なかなか辛かったりした。しかも「フロストバイト」というだけあって、寒い時期だし。
寒い中を走るというのは寒くて体が辛いのもあるが、もうひとつ、WCに行きたくなる率が高くなるのが気になってしまう。
ある年のこのフロストバイトで、スタート地点に並んでいる間寒かったせいかスタート直後にすでに寄りたくなってしまった。
コースが、最初少しループを走ってスタート地点に戻ったあと逆方向に進むのがわかっていて、スタート地点にWCがあるのも知っていた。
ループを走ってそこに飛び込んでみると・・・スタート時間が違う5km参加のランナーの列が。それでも今ハーフを走っているランナーだと気が付いた方々が順番を譲ってくださる。ありがたい気持ちもあり、できるだけ早く出ようと気が焦る。
つい、その日は寒いので普段あまり穿かない長タイツで、ウェストはゴムだけでなく、ヒモでサイズ調節していたのを忘れてしまった。ゴムだけだと思いウェスト部分を伸縮させた瞬間「ブチっ!」と調節ヒモが切れた。
あちゃ~!まだこれから20kmは走るのにタイツのズレ落ち防止に手で押さえて走らなきゃいけないのか~?
WC寄りのタイムロスと走り辛いタイツ・・・トホホなレース展開な思い出のコース。
このフロストバイト・ハーフマラソンは、参加Tシャツを手にしているのはこの92年だけである。このTシャツは日本的な素材なのだが、翌年からは米国製トレーナーに切り替わる。

もう一枚、紺色のものがあるはずなのだけど、どこにあるのか思い出せない。
今年の横田フロストバイトは来週の日曜、20日に行われる。
ちなみに今年の参加トレーナーはこんなデザインになるようだ。
