05 RACE FOR THE CURE T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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10月はNational Breast Cancer Awareness Month。日本では「乳ガン月間」。
シンボルマークのピンクリボンのもと、乳ガンの自己触診の実施を促し、治療後完治した人々を祝い、乳ガン撲滅に向けてサポートしようという意識向上を計る。

米国で、乳ガン撲滅運動を目に見える形で大きくしてきたのが、スーザンGコーメンの組織。
チャリティーをサポートするイベントのひとつとして、ウォーキングやランニングの大会が行われる事はよくあるが、このコーメンが行う乳ガン撲滅「Race for the Cure」は最も成功した例と'言っていいと思う。
83年にダラスで800人の参加者で始まったこの大会、02年には全米100都市で開催され、計130万人の参加者の大規模イベントに成長した。
オースティンでも毎年11月に行われるが、ここ数年は2万人以上の参加という規模になっている。

参加人数の多さだけがすごいのではない。
この大会の特徴は乳ガンを克服した参加者は、通常の参加Tシャツと同じデザインの「ピンク」のシャツを着る。ピンクの野球帽に乳ガン後生きてきた年数分の星のワッペンをつける人もいる。つまり乳ガンを克服した喜びを毎年祝う場ともなる。
また残念ながら乳ガンで家族が亡くなってしまった人々は、その方の名前や写真を身に付けて参加する。
乳ガン体験を体験した本人や家族がこんなに「目に見える」チャリティ・ランというのは、多分この大会だけではないかと思う。
私のような一般ランナーとして参加しても、ピンクのシャツのサバイバーの姿に「万一乳ガンになっても希望はある」と力つけられるし、亡くなった方の写真などを目にすると「ちゃんと自己チェックしないと」という気持ちになる。
運動の趣旨がはっきりしていて、唯のチャリティ・ランで終わらずお祭り状態。
(ラン参加者には募金を集めるアカウントも設定されるので、乳ガン治療研究のための資金集めもちゃんと行われる)

というわけで、本日のTシャツは乳ガン月間で、05年の「Race for the Cure」Tシャツ。

毎年この大会をオースティンで走っているが、この05年からDELLコンピューターがメイン・スポンサーに加わり、急に規模が更に大きくなった気がする。
4月17日に、同じ大会の06年のシャツを載せているが、毎年この大会はデザインはほとんど変わらず色違いになる。シャツも色違いでかなり溜まってきたし、大会が大きくなりすぎでもう私は参加しなくていいかな、今年はやめておこうかなと思っていたら、今年はシャツのデザインが一新される気配。ああ、Tシャツに惹かれてまた今年も・・・?

昨日、NHK「ためしてガッテン」の「見逃すな!乳がん最新予防術」を見る。
乳ガン検査のX線、マンモグラフィの欠点として、40代では乳ガンの3割は見落としになってしまうという話がでてきた。
この年代は乳腺が多いため、マンモで白く写るガン細胞が、同じく白く写る乳腺に隠れて見つけるのが難しくなるらしい。
ああ、きっとこれだったんだ!私のマンモ結果に書かれていた「DENSEなので結果がはっきりと言いがたい」というのは。マンモ専門医から触診医へ移動する際に封筒に封がなかったので開けてみたらそう書かれていたのだけど、医者からはDENSEの説明はなかったのがちょっと気になっていたのが、解決したような。

この見落としが起る訳を説明するのに、番組では「つまり雪原で白ウサギを見つけるような困難さになって見落としが出てしまう」と説明。
突然出てきた雪の中を走るウサギの映像に、一緒に見ていた息子が「えっ?なぜウサギが突然?」と理解できなかったようなので、説明する。
説明しながら、こういう状態を説明するので一般的なのは別にあったよね、えっと・・・と考える。
「闇夜でカラス」だったっけ?他にもあったような・・・・???