1冊めは



「いねむり先生」   伊集院静




2011年に発行された
伊集院静の自叙伝小説
「いねむり先生」を読みました


女優で最愛の妻   
夏目雅子と死別後の
大きな哀しみの中


知人である
黒鉄ヒロシから紹介された
作家の色川先生と旅をしながら
’旅うち’をするうちに


壊れてしまった自身が
救われていく
というストーリー

 
アルコール依存症や
ギャンブル依存症
知人を頼り借金まみれ😖


なのになぜだろう?
とことん落ちて
壊れてしまった人なのに


なぜだろう?
人間としての魅力がたっぷりで
素敵な人だと感じるのは…


2013年には
藤原竜也が主演しドラマになり
2014年にはNHKでも
ドラマになっていたんですね
知らなかった😃
見てみたい







2冊めは



「いつの空にも星が出ていた」
           佐藤多佳子



’ 嬉しい日も、辛い日も
  この声援と生きていく


  大洋ホエールズから
  DeNAベイスターズへ
  時を越えて繫がる
  横浜ファンの
  熱い人生が胸を打つ ’


弱かった
大洋ホエールズの時代から
ラミレス監督で
日本一になった時のことなど


まるで横浜スタジアムで
観戦しているかのような臨場感


かと思えば
横浜を愛してやまない
熱いファンそれぞれの人生が
4つの短編で構成され


それぞれの人生は
ちょっと切なくなるほど愛おしい


周囲の人たちを
知らず知らず巻き込んでいき
その関係性まで
変えてしまうのだから
素晴らしい!


夢中になれるものがあり
推しのある生活は
人生を豊かにしますね


一見
野球のことだとは全く気づかない
ファンタジーな
タイトルも素敵です


筒香嘉智(つつごう)が
横浜に帰ってきます
ガンバレ😊✨