伊岡瞬さんの
「教室に雨は降らない」読了

爽やかで気持ちよく
ほっこりと温かい気持ちになれました😊
 



読み出しの章が、ライトな印象で
伊岡瞬さんにしてはめずらしい
という印象だったのですが…

次の章、次の章と進むにつれ
小さかった事件が
どんどん膨らんでいくイメージで
どんどん引き込まれていきました


流されるままに
臨時で音楽の非常勤講師となった
主人公が
校内で起こる事件に巻き込まれ
奔走するというお話し


小学校で起こる
いじめ、モンスターペアレント
学級崩壊、無気力教師
ことなかれ主義の上司、 パワハラ…
など
今の学校の現状や社会問題などが
たくさん散りばめられていて
興味深い内容でした


この作品のタイトルをみた時に
最初に思ったのは


この表紙の絵がとても暗くて

教室で誰かが殺される?
たくさん殺される?
先生? 子供が絡む?
ムカムカするくらい悪いヤツが出てくる?
など想像していたものの…




1人も死んでないし😃
極悪人も出て来ないという😃


そして、爽やかなラストに
心が温かくなり
「先生、やったね!」と
思わずガッツポーズ🙋



それにしても
伊岡瞬さんの作品に出てくる
主人公はいつも
とても人間っぽくて魅力的


主人公のことを
必ず好きになってるし
必ず応援したくなるような
人間っぽい人 たち


強さよりも、
弱さをたくさん見せてくれるから?
なのかな~?


こんな先生がいてくれたら
未来は明るいな~😊✨