とりあえず、明るさを保って。

必要以上の発言はしないで、乗り切った。


やっと、家にたどり着くと。

予想通り、桜太さんはブンむくれていた。


まず、無視。

思いっきり無視。


ケージを掃除しようとしたら、飛び掛られた。


「オレちゃまの家になにすんだ?!」って、カンジで。


声をかけても、

「あんた誰?」ってカンジで。


好きなように、部屋中を散歩させてたら。

しばら~くして、やっと側に寄ってきてくれた。

足の上に乗り、足首からひざの辺りまで

くんくん、くんくん、かなり念入りに匂いをかぎまくっていた。


ちょこっとだけ、手にもじゃれてくれたけど。

いつもより、かなりハミハミする力が強く痛かった。


これくらいは、仕方がない。


とにかく、無事でよかったよかった。