今日は失業保険の説明会に行ってきた。


不幸にも失業して、もう1ヶ月近く経つ。

来週やっと最初の認定日。


長かった。

お金がなくちゃ、失業するのも辛い世の中なんだよね。



バイトとはいえ、ほぼ8年いた会社だった。


4月の最後の週に。

本社のバイト全員が休憩室に呼ばれ。

ほんと、トートツに課長からの説明が始まった。


「実は確実だと思ってた仕事が、数件、入札が取れずに流れました」

「この先の仕事の予定が立たず、このままだと社員も仕事にあぶれる状況です」

「このまま5月中も仕事が取れないということになると、

みなさんにしていただく作業もまったくなくなります」

「なので一旦、5月末で契約を打ち切らせていただきます」

「ご存知だと思いますが、入札ありきの会社なのでご理解下さい」

「なお、仕事が入った場合優先的にみなさんに、

今と同条件で復帰していただくことにいたしますので」

「ほんとに申し訳ありません」

「話は以上です」

「特に質問がなければ、これで解散ということで」


と、わずか

終業時間の10分前に。

たったの3分弱の説明で済まされた。


微妙なことに、私を含めた4人は。

担当の社員さんに、この話の直前に呼ばれ。

毎年やってる役所の仕事が入るから

4人はクビになることなく、継続になるので大丈夫です。

と、説明を受けていた。



でも結局。

あと1週間で5月も終わりという金曜日に。

課長がまた現れて・・・


「6月すぐから作業に入ってもらう予定でしたが

役所と金額の面で折り合わず・・・延期になりました」

「会社としては何の保障もできませんが

作業に入れるのが最短で15日くらいになりそうなので

それでご理解いただけるなら、自宅待機をお願いします」

「保険に入っておられる方は事務の○○に話を聞いてください」


と、なり。


自宅待機中。

担当の社員さんとはメールのやりとりをしていて。

毎日会議して、大揉めに揉めてるとか、

社員も仕事がないから掃除してるとか、

もう会社としてヤバイんじゃないかという内容で・・・・


「大きな仕事が仕事が決まったから、もう大丈夫です。

6月中には復帰してもらえると思いますよ」

なんていうぬか喜びメールのあと。

「とりあえず社員だけで始めることになったので

6月中の復帰はなくなりそうです。ごめんなさい」

っていう文字列とともに、その社員さんの愚痴が連なったのが決定打。


6月25日。

課長から、ケータイに電話がかかってきて。

「思ったように仕事が入ってこなくて

社員も仕事にあぶれてる状態なんですよ。

かんぱちさんにしていただく予定だった作業は

量が少なかったために、社員が代わりに作業しています。

このままいくと7月中も、かんぱちさんにしていただく仕事がありません。

そういう事情なので、契約打ち切りということでひとつご理解下さい。

保険のことについては僕は分からないので、明日事務の○○から電話させます」


ここまで待たして、なんだソレ?

ボーゼンとしたけど、

ダラシナイ会社だし、仕方ないかって思った。


でもね。

次の日の電話でぶち切れた。



事務の人ではなく、また課長からで。

この電話により・・・・

数日前に、ハローワークで。

失業保険の手続きについて相談中。

「戻れるものなら今の会社で働きたいです」と

思わず涙したワタクシは跡形もなく消滅いたしました。



「よくわからないんですが、事務の話によると

便宜的に契約期間を5月末にしないで

6月25日までということにした方が保険がすぐにおりるそうなんですよ」


-なんで、よくわからんヤツが電話してきてんだ?-



「なんせもう1ヶ月も経っていることなので、早く手続きした方が・・・・」


-自宅待機しろって言ったのアンタだよね?-


「かんぱちさんがこっちへちょくちょく出てきてるようなら

 直接、何度か会社の方へ来てもらって

 手続きするという方法がありますけど、どうしますか?

 その方が早く離職票だせると思うんですけどね。

 なにせ、かんぱちさんの状況がこちらではわからないもんですから」


-状況?!おめーがクビ宣言したのは覚えてる?それすら忘れた?

   交通費、往復で2千円以上かかるのに

   おまけに自宅待機してる間はなんの保障もなく

   無収入の人間がちょくちょく隣の市をうろついてると思うのか?-


え?

どういうことですか?

交通費もかなりかかることですし

そんな何度も行き来できません。

こういう事情なんですから、

会社へ行かなくてもどうにかしていただけるんですよね?!

全然わからないので、事務の方から電話していただけます?


電話を叩き切り

事務のお姉さんからの電話をもらい。

色々詳しく説明してもらって、ようやく理解。


お姉さんはすごく良い人で。

社員達が自分のクビも危ないため

誰一人バイトのクビ切り決定に関して

発言せず口をつぐむ中。

立場が悪くなるのも構わず

ただ一人、クビにしないで済む方法はないんですか?

と、声にして言ってくれたらしい。


彼女のお陰で、6月中に手続きを済ませることができた。


一番しんどい時に力になってくれたこと、

すごくすごく嬉しかったし、有難かった。



どんな状況でも、その会社にとって必要な人材は残る。

自分は残念ながら、生き残る力が足りなかったんだと思う。

それを納得した上で、あえて言いたい。


課長よ。

ミーアキャットのように

キケンを察知して逃げることは大得意なアナタ様。


私にだって、ココロってものがあるんだ。

会社として、もう少しマシな対応できなかったワケ?



ここしばらく。

社会に対する後ろめたさと。

親に申し訳ないっていう気持ちもあって。

(年金暮らしの母親に満足な食費も払えず)

精神状態としては、結構ヤバ目だった。


でも、乗り越えた。


諦めるのに

自分を振り返るのに必要な時間

それを与えてもらったと思うことにしよう。


悲しくて流した涙より

人の優しさに触れて

流した涙の方がずっとずっと多かった。

そのことに感謝して。

色々、ココロに刻んで頑張ろう。