皆さん こんばんは
先週の水曜日、5回目の化学療法に行ってきました
蛋白尿が更に悪化していたため、今回アバスチンはスキップし、テセントリクだけを投与
採血結果は、腫瘍マーカー(AFP)が
前回 3,985
↓
今回 4,511
と、また上昇チッ
もしかしたら、肝臓へ再発していることも考えられるとのことで、金曜日に造影CTをやりました。
結果は、肝臓その他の臓器の目立った影はなし。
ただし、今治療している肺の腫瘍は、前回の画像より1センチくらい大きくなっているとのこと
数週間前から声が掠れるのが気になっていたので、CTも頚部まで入れて撮影してもらいましたが、腫瘍らしきものは見つからなかったので、耳鼻科で反回神経の麻痺がないか検査することに。
鼻から細いファイバーを入れて検査してもらいましたが、幸い反回神経麻痺やポリープ等が原因ではなく、鼻の粘膜が充血しているので、おそらく鼻咽頭炎でしょう…とのことでした。
…と言うことで、大きくなった肺の腫瘍の方は、今のうちに放射線治療も検討してみよう…と主治医に言われ、昨日は肺の主治医の診察を受けてきました。
長くなるので主治医との会話は割愛しますが、要点をかいつまんで書くと
今現在、私に安全で有効的な治療法は無いということ。
選択肢は3つ。
①手術
右中葉、下葉切除。
手術時の状態にもよるが、右肺全摘の可能性あり。
逆に、下葉を切除した後、一部移植ができる可能性もあり。
(癒着している胸膜と肺を剥がし、腫瘍の真横にある肺動脈を切り離す際に大量に出血する危険性もあり。)
どちらにしても、術後は在宅酸素生活。
②放射線治療
腫瘍への効果は、不明。
照射により腫瘍周辺の血管が傷つき、出血の可能性大。
出血を起こした場合、開胸手術。
③何もしない。
(今現在の化学療法を続ける。)
①、②を選択する場合、処置の1ヶ月から2ヶ月前に化学療法を中止。
出血のリスクを最小限にしたところで、手術又は放射線治療。
最低でも6ヶ月間はアバスチンの再開は不可。
もともと肝細胞癌で血小板数が減少しているため、他の人より出血のリスクが大きいことを考慮すると、6ヶ月経過してもアバスチンを再開するのは難しい。
アバスチン以外の副作用で出血しやすくなる抗がん剤も同じく使用不可。
肺癌が、壁一枚隔てた肺動脈の横にあるため、①、②の選択は、かなりのリスクが伴うことを覚悟しなければならないこと。
更には、今現在も突然『喀血死』する危険性があること。
はぁ〜〜〜
どうすりゃいいのさ。
目の前真っ暗と言うか、頭真っ白と言うか…
①や②を選択する勇気は無いし、かと言って化学療法を継続している間に更に悪化してしまうのも怖いし…
完全に思考停止状態だったので、先生に
「もし、先生のご家族が私の様な状態だったら、先生は何を選択しますか?」
と聞いてみました。
先生が
「非常に難しい選択になりますが、もし私の家族が〇〇さんの状態だとしたら…化学療法を続けることを選択し、2ヶ月から3ヶ月後にもう一度画像で確認し、その時に検討すると思います。」
と言葉を一つ一つ選びながら答えてくれました。
それを聞いて、もうしばらく化学療法に懸けてみることにしました。
唯一救いなのは、腫瘍の成長スピードが以前より緩やかになってきたこと、肺動脈に浸潤していないこと。
そして、免疫力を上げるためのテセントリクを始めてまだ3か月なので、腫瘍マーカーは上昇しているけれど、腫瘍の周りに集結した免疫細胞は、腫瘍との見分けがつきにくいため、もしかしたら免疫細胞で膨らんで見えているかもしれないとのことでした。
私の免疫細胞さん達
あ・つ・ま・れ〜〜〜!!
神様仏様免疫細胞様
どうかお願い
私を助けてください
何度も何度も心が折れそうな時に『喀血死』なんて聞いたら…
怪談話より怖いんですけどーーー
いや…
まだまだ闘えるのに、怖がったり心が折れている暇は無い
最期の瞬間まで笑顔で…
いや大爆笑しながら過ごせるように…
まだまだ頑張ります