皆さん こんばんは
(いつも夜分遅くにすみません)
昨日、肝臓の病院の診察に行ってきました
先週の肺の主治医の診察結果も踏まえ、右肺の全摘は見送り、化学療法(アバスチン+テセントリク)を開始することになりました。
昨日の採血で腫瘍マーカーが、2週間前から2,500ほど上昇していたので、一刻も早く始めた方が良いとのことで、来週水曜日に1回目の治療の予約をしてきました。
以前、初めて化学療法を受けた時は、平日6時間の投与を5日間、土日休薬して、また月曜日から2クール目…というサイクルで数ヵ月間の入院を余儀なくされましたが、今回の薬剤は、1回に2時間掛けて投与するだけで、次は3週間後になるそうです。しかも、通院で
診察後、薬剤師さんから今回使用する薬剤について詳しく説明を受けましたが、数年前の化学療法の記憶が甦り、何度も『オエッ』と吐きそうに…
説明が終わり、何か質問が無いか聞かれたので、今回も治療の前に吐き気止めの点滴があるのか尋ねると
「あ、吐き気は出ません」と一言。
『本当にぃ〜〜
前の薬もそう聞いてたのに、ゲーゲー吐いたけどぉ』
と思いましたが、本当に吐き気は出ないんですって。
その代わり、副作用の説明を聞くと、1型糖尿病や間質性肺炎や腎機能低下etc…別の意味で吐き気がしそうでした…
まぁ、今からビビっても仕方ないですね。
以前やっていた肝動注化学療法は、肝梗塞を起こして治療が中止になったので、今回はしっかり肺の癌を叩けるように頑張ります
今回化学療法を選択することになり、主治医の先生に
「〇〇先生(←肺の主治医)にも言われましたが、これが数年前だったら、この化学療法をするという選択肢は無かったので、本当に私は“幸運”だと思います。」
と話したんです。
すると、主治医の先生が
「〇〇さん(←私)それは違うよ。これは“幸運”じゃないんだよ。この何年もの間、〇〇さんが必死に頑張って生きてきたから、今日があるんだよ。この治療は、“運”なんかじゃなく、自分自身で勝ち取った治療なんだよ。」
と言ってくれました。
自分自身で勝ち取った治療。
何だか涙がでそうでした
私…
褒められると伸びる子なんです
これから雨後の筍のように、ぐんぐん伸びてやりますよ
…と、やる気満々で病院を出ると、病院に来た時は晴れていたのに、今にも雨が降りそうな空模様
昨日も40分掛けて徒歩で病院に行っていたので、雨が降る前にバスで帰るか迷いましたが、天気予報では、くもりマークだったので、帰りも歩くことに。
…これが、なかなか大変でした
車の排気ガスを避けるために、メインのバス通りから少し離れた通りを歩いていると、ポツポツと小雨が降り出して…
昨日は、普段持ち歩く晴雨兼用傘を忘れていたので、とりあえず走って近くのコンビニへ避難。
コンビニに入った途端雨が止んだので、またのんびり歩いていると、5分もしないうちに小雨が
またまた走って、別のコンビニへ避難
これじゃあキリが無いと、メインのバス通りへ出てバス停へ向かうと、2台続けて走って行くバスの姿が
…しかも、一台は大型の連結バス🚌🚌
『待ってぇーーー』
と走ってみましたが、当然間に合わず
そうこうしているうちに、お日様も顔を出したので、ホッとして自宅と病院の中間辺りにあるスーパーへ寄ることに。
あれこれ食材を買って、フンフンと鼻歌まじりでお店を出ると、ガッツリ雨が降ってるじゃないですか
急な雨だったからか、いつもスーパーの前に停まっているタクシーも1台も無く🚕
もう…
走りましたよ、全力で。
あっちの軒先、そっちの軒先…
ヒーヒー言いながら、息も絶え絶えに(←ちょっと盛ってます)家にたどり着き、ベランダに洗濯物を干していたことを思い出し、荷物を放り出してベランダへ直行すると、燦々と降り注ぐ太陽
…嫌がらせか
おかげさまで、昨夜は化学療法への不安を思い出すこともなく、朝までぐっっっすり眠れました
40分歩いて病院へ行き
両手に荷物を抱えて走って帰る。
肺がんは、仮病ではありません