昨夜…


同じ病棟の患者さんが、お亡くなりになりました。


回診後、化学療法が始まるまで、廊下をウォーキングしていた時のこと。


喪服を着た男性お二人が、ストレッチャーを押しながら、一つの個室に入って行かれました。


病室の前には、数人の御家族らしき方々が。




普段元気な看護師さん達も、エレベーターが閉まるまで皆さん頭を下げたまま、お見送りをされていました。


その後、亡くなった方の病室を整える看護師さん以外は、皆さんそれぞれご自分の持ち場へ。


いつもの明るく元気な皆さんに戻っていました。





この病気になった頃の私なら、また『死』の恐怖に怯えたかもしれません。



でも、今は『死』の恐怖より、「お疲れさまでした。ゆっくりしてくださいね。」という気持ちが大きいかな…。





私もいつかは、あんな風に見送られる日が来るかもしれない。


遠い将来か、近い将来か…





『その日』まで、とりあえず今日一日を頑張ろう。





私が旅立つ時は…


あんな風に神妙な面持ちではなく


「〇〇さん!お疲れさま〜〜音符バイバイ


と、いつもの明るい笑顔で手を振って見送ってほしいな照れ