皆さん おはようございます
外出許可を貰えたので、朝5時過ぎから点滴をして、6時過ぎには病院を出発
約20日ぶりの自宅へ。
ソウタリアンpapaは、場所取りに出掛けていましたが、突然帰って来た私に、ソウタリアンは目をまん丸にして飛び起きてました
笑笑
笑笑万が一期待させて行けなかった時が可哀想なので
「運動会は、応援に行けるように頑張るからね…」
としか言っていなかったため、まさか家で会えると思わなかったみたい
久しぶりに朝ご飯の準備をして、久しぶりに玄関で送り出し、久しぶりにベランダから見送りました
その後、かけっこもダンスも集団行動も組体操も…いっぱい頑張ってくれました。
が、しかし。
昼からの地区対抗リレーの補欠だったソウタリアン。（正確には、補欠の補欠
）
）「自分が走りたい！」と泣いて引き下がらないので、お父さんかお母さんに来て欲しいと呼び出しが
私は、動くなと家族に止められたので、パパが駆けつけ、何とかなだめて次の騎馬戦へ。
テンションだだ下がりのまま出陣
先頭の馬だったソウタリアン。
大丈夫か〜〜
と不安だったけど、一回戦は勝利。
テンションが上がって、二回戦目。
残念ながら敗戦。
…はい。またシクシク泣きました
泣かなくて良いと先生が二人掛かりで慰めるもんだから、さらにシクシク。
そして、またもや「お父さん来てくださーい！」
以前からブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、幼稚園の時、運動会の練習で先生達に平手で頬を叩かれたり…色々辛い経験をしているソウタリアン。（スミマセン、詳しい話は非公開にしてしまいました。）
だから、この時期ソウタリアンは、幼稚園時代のフラッシュバックとの闘いなんです。
それを何とか乗り越えて…
いや、乗り越えてないな。
それでも毎年私が、家で話を聞いて気持ちを吐き出させて運動会を迎えるけれど、今年は練習開始日と私の入院までが重なってしまい、日を重ねる毎に、自分の感情をコントロール出来なくなった状態での運動会参加へ。
先生方も家族皆んなも、もう十分頑張ったから、閉会式を待たずにソウタリアンを帰そうと言ったんです。
でも…
ソウタリアンがそれだけ泣いて『わがまま』を言ったのは、私のためだって分かっていました。
皆んなが「もう十分頑張った！帰ろう！」と言っても泣いて返事をしないソウタリアンに、私一人が「今、気持ちが半々なんでしょ？頑張った、頑張ったけど、もしかしてお母さんに最後までやる姿も見せたいんじゃない？お母さん、最後まで見てるよ。〇〇（ソウタリアン）を待ってるよ。」と声を掛けると、小さな声で「…出る。」と言ったソウタリアン。
その後、何とか気持ちを切り替え、紅白リレーを全力で応援し、閉会式までやり切りました。
後片付けは、私と過ごすために免除してもらいました。
最後まで見ると言った私に、家族全員「もう〇〇（私）ちゃんも〇〇（ソウタリアン）も限界だよ！」「自分が思う以上に、身体は疲れてるんだよ！」「自分の肝臓が、どんな状態なのか考えなさい！」「こんなことで命を削るな！」と心配して説得しようと必死でした。
皆んなの気持ちは、本当にありがたい。
だけど、ソウタリアンは、『勝敗』に拘ったんじゃない。
補欠なのに、ただ走りたかったから騒いだわけじゃない。
私に頑張る姿を見せようと必死だっただけ。
その気持ちに応えたい。
周りの人達に、私の『わがまま』で心配や迷惑を掛けてしまいましたが、病気になって初めて『悔いの無い一日』を過ごす事ができました。
夜、病院に帰る前にソウタリアンと二人で話したんです。
泣いたら大騒ぎになって、恥ずかしくて、恥ずかしくて、逃げて帰りたかった
。
。でも、地区対抗リレーも騎馬戦もママに見せたかった。
地区対抗リレーは、補欠（の補欠）だから、本当は走れないことぐらい分かってる。
来年も生きてると思うけど…
生きてると思うけど、ちゃんと頑張れるんだって見せたかった。
騎馬戦は、自分が勝ったらママも病気に勝てると思ったから、どうしても勝ちたかった。
…ですって。
うん、うん。わかってたよ。
「何？あの子？
」と沢山の保護者に言われて、辛かったね。
」と沢山の保護者に言われて、辛かったね。お母さんは、本部席のマイクを奪って叫びたかったよ。
「この子は、母親思いの素晴らしい子なんです！」って。
家族の皆んなへ
私のわがままに付き合ってくれてありがとう。
正直、昨日の朝まで『最後の運動会かも…』なんて弱気になっていたけど、来年も再来年も絶対に応援に行くぞー
と、俄然やる気が湧いて来たよ
と、俄然やる気が湧いて来たよ寿命を縮めてないから大丈夫。
癌なんか、自力でやっつけてやる
ソウタリアン へ
良く頑張った
どんなに強力な抗癌剤より…
何倍も何十倍も何万倍もお母さんの癌をやっつけてくれたよ
ソウタリアンは、自慢の息子だ
私の癌 へ
どうだ
参ったかーーー
