最近、広島市の知り合いの親御さんが老健に入所したと聞き、ちょっと話を聞いてみた。


 老健って入るの難しそうなイメージがあったのだけど、最初から老健にというかそれ以外の提案はなかったらしく。


 普通に個室で居心地は悪く無いらしい。(にしてもやはり入所は辛いようでした。毎回面会時に泣かれる、と)


  それ以外にも、グループホームに入所、というのもそこそこ王道らしく、チラホラと聞く。


 母の場合、最初から有料老人ホーム一択だったし、(たしか一回だけ、特養は考えていますか?とケアマネに聞かれたけど) 有料を3週間で退所した今となって、他の選択肢の方が良かったのかも?

 と思っているのも確かで。


 それで、前回の実家ステイで、いくつか見学に行ってきました。


 まず、実家近くのグループホーム。

グループホームは1ユニット9人で介護1名つくので、手がかかる母にはそっちが良いのか?とも思いながらの見学、

 だけども、実際には 半分の入所者は看取りの寝たきりで、残りの5名が食事の時には食堂に集まる、との事で、イメージが全く違った。しかも入所は10人待ちなんだそう。 家全体もこじんまりしていて、いいのか悪いのか私には分からなかった。ここは、ちょっと無理かなあ。


 気を取り直し、また実家から一番近い老健見学。

病院に併設された大きな施設だけど、古め。(実家地区の老健はほぼ全ぶ古め)

 話を聞くと、個室はなく、2人部屋か4人部屋で、雰囲気としては総合病院の病室のような感じで、

 目的としても、自宅に戻る訓練をする、というのが大義名分との事。 部屋は空きあり。相部屋なのでテレビはイヤホンで聞くとのこと。また、入所している間の通院は全て併設の病院のみで、他にかかったら10割負担になる、それが老健の特徴らしい。


 なるほど。 ちなみにショートもやっていて、ショートとしてならなかなかいいかも、と思った。

 イメージとしては、実家地区の老健は、特養の待機っていう感じ…


 実家地区にはショートの施設が少ないので、広島市みたいに特養待機のショートロングってあまりできないのだろう。


 見学して、実家地区は公費負担の大きい施設については、広島市などと比べて、一昔前、という感じだった。


 だから、有料を勧められるのかも。


 特養と有料の違いは、有料のほうがだいたい5万くらい高く、保証金が必要。

 有料は、人数が少ない所もあるけど、特養はだいたい100人くらいの規模。

 内容については、多分それぞれなので、判断出来ない。


 15年くらい前、叔母が実家地区の大きな特養に入所していたけど、当時は併設の病院にしか通院を許されず、またその病院がひどいとこだったので、私は実家地区の特養には悪いイメージがあるのだけど、今は変わっているのだろうか? 当時はまだ有料も今みたいに沢山なかったから高齢者は大変だった。


 入所施設って、地区によって違いがあり一概に、有料が良いとか老健が良いとか…言えないものだな、と思った。