先日、待ちに待った佐渡裕✖️角野隼人コンサートに
ついに行ってきました!
当日午後実家を出て新幹線に乗り、久々の博多へ。
(当日も実家で色々あり、ヨレヨレで新幹線に乗りました…夜までパワーが持つか心配だった)
先にホテルに荷物を置きに行き(ソワレだと間違いなく最終新幹線には乗れないので後泊必須)
身軽になって少しだけ天神地下街などをウロウロ。博多はやっぱり都会だ。 だけど昔からの古き良き雰囲気も残っているのが好きなところ。博多弁を聞くと懐かしい。祖母を思い出す…
そして、会場のシンフォニーホールへ!
入り口には素敵な垂れ幕もありときめく
あまりに余裕なくて会場に入るまで席順をまったく確認していなかったけども、流石のファン先行販売!かなり前、しかも超センターで嬉しくなる。
始まる前にお約束の佐渡様トークで登場
相変わらず素敵だし、トークもめちゃくちゃ楽しく会場はあっという間に盛り上がる。トークで触れる佐渡さんのお人柄にほっこり。なんて素敵な方なんでしょうね
そして、期待の角野隼人さん登場。
チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番が始まった。
いきなりの角野さんの入りの力強さに驚く。
物凄いダイナミックさ!生で初めて聴くので おお!こんなダイナミックな音出されるかたなんだ、と暫し感動。全身で弾いてる感じ、スタインウェイならではのあの爆音感。
かと思うと、心から溢れるような美しい音を紡ぎだし、そのバリエーションに改めて心を奪われた。
佐渡さんとの共演は即興的な角野さんが充分に引き出されて色んな角度から楽しめまた、オケとの一体感がすごくて聴いていて盛り上がった。
多彩な上に細やかな技術と、度胸の良さ、ここぞという時にはきっちり美しく音色で染み込ませる角野さん。
そしてその角野さんの魅力をどんどん引出して聴衆の気持ちを湧き上がらせる佐渡さんのライブの底力にも脱帽。 やっぱり佐渡さんは凄かった
熱狂のうちにコンチェルトが終わり、シンフォニーはチャイ5。
確か2年前に反田✖️佐渡コンでもチャイ5だったし、またこれか〜みたいにパンフ見た時は若干思った、王道すぎるよって。
しかし!
それをきっちり裏切ってくれる、今まで聴いた中でも最高のチャイ5だった。
2楽章、私は泣きました。
あんなに心に沁みたチャイコフスキー交響曲第5番2楽章が今まであっただろうか?
新日本フィルと佐渡裕の結晶のようなハーモニーだった。 私は初めて佐渡さんのCDを聴いた時の感動を思い出しだ。
あの時初めて音楽を聴いて涙が溢れたのだ。そこからクラシックに夢中になったのだ。
それから佐渡さんコンサートに行くようになり、さらにクラシックにどんどんハマり他のクラシックコンサートに行くようになり、今がある。
私のクラシックの心の壺の蓋を開けたのは佐渡さんだと思うし、今でもやはり佐渡さんの音楽の心に一番打たれると分かる。
行って良かった、聴けて良かった。本当に良かった。
佐渡チャイ5は私の様々なストレスを気持ちよくぶっ飛ばしてくれて、
私は生き返った気持ちがする。本当に音楽って凄いです。
そしてずっと今まで長いこと見てきた佐渡さんの指揮する後ろ姿を見て、あの時も、またあの時も、佐渡さんがいつも全力投球で一つ一つの演奏会に向き合って来られた凄さがしみじみと伝わってきて、生きる力を受け取った気がする。
言葉では言い表せないパワーを受け取りました!
やっぱり、佐渡コンまた行かなくちゃ!忙しくても何があっても生きてる限り佐渡コン行かなくちゃ!と強く思いました。
そう思って新日本フィル演奏会チェックしたら、
なんと来年1月まで指揮がありませんでした〜、夏の神戸のオペラはここ数年行ってないけど、あれは暑すぎて大変だしな〜どうしようかな〜。
介護がすんだら、佐渡様追って海外遠征したいです。