高校野球のシーズンですね
ちょうど1年前位にもこのブログでも書きましたが、
私の弟も野球児です
先週の金曜、土曜と甲子園の予選がありました。
弟は3年生なのでこの夏が最後の大会です
両親は毎回来ていますが、今回が最後なので
姉も見にきました。
ただ今年の春、弟は手首の骨にひびが入ってしまう怪我を
してしまいリハビリ中。。。出られるかどうか分からない状態でした。
金曜日の1戦目は無事勝利しましたが、
2戦目は負けてしまいました。
弟は主将として選手に指示を出したりしていましたが、
最後の試合に出る事ができないまま終わってしまいました。
弟の学年は3人しか部員がいず、少ない人数で1年生の頃から
頑張っていました。後輩としてやる事も沢山あり、
先輩になれば大勢の後輩達をまとめなければばらず、
いつ後輩にレギュラーを奪われてしまうか分からない状態のなか
頑張ってきました。
2戦目。
大差をつけられてしまっていて、後1点取られたら
コールド負けになってしまうという回。
小さなエラーでランナーがホームを回ってしまい、その瞬間に
負けが決まってしまいました。
全員が泣き崩れ、ピッチャーはその場から動けなくなってしまい
試合後も、球場の外で大泣きする選手達。
その中でも、弟は目を真っ赤にしながら選手達に指示を出して
いました。その姿が本当に辛かった。
後から聞いた話では、監督から
その回を0点で抑えれば、次の回に弟を打席に入れる。
意地でも、守るように。という話があったそうです。
だから、後輩達もそれを思ってマウンドに上がっていたんだと思います。
きっと彼らは沢山のことを学んだろうと思います。
自分だけじゃなく他の人の為にも一生懸命になる事、
変えられない現実があるという事、誰かの為に涙を流す事。
応援席に向かって「ありがとうございました!!」と
声を枯らして叫んでいた彼らの姿は忘れられません。
今年も又、彼らに大事な事を教えてもらいました。
お疲れ様。ありがとう。