そのHOIKE(フラ発表会)より
さかのぼること10日前。
発表会前の最終レッスンで
U子ちゃんが盛んに言い募っている
「リハーサルが怖い!」
「注意される声にビビッてしまう」
「本番で真っ白になった」
「思い出したくもない」
ありゃ~、初参加の人もいるのに…
そして上京、
我々が出演する前日、
2日間のHOIKEの
1日目を皆で観覧した。
終演は夜になり、それから食事に出て、
彼女はビール2杯も
その日も
彼女の声は一段と強くなり、
パニクり状態
それぞれがホテルに戻る際、
U子ちゃんに
「LINEにセルフケア動画を送るから」
と声をかけた。
ホテルからさっそく
「動画を見たらLINEして」と送り、
その後
LINEビデオ通話でセッション開始!
以前ちょっと教えたことがあるものの、
今回は課題がハッキリしているので教えやすい。 ↓↓↓
【 過去のトラウマ(失敗、不安、怖さ)を解消し、
安心して楽しくフラを踊る 】
そこで私が
「一番最初に、指摘される声が
怖かった時を思い出してみて。
リハや本番で失敗したときの
状況や気持ちも」
と声かけながら、
3ステップの手指の位置と
脳に繋がるツボの意味も伝え、
すぐ分かる他のツボも教えて…
約10分ほどしたら
「この後、自分でやってみる」とのこと。
そして、本番当日の朝
リハーサルのためステージへ上がる。
それぞれの立ち位置でスタンバイ。
ところが、
曲の出だしが違う!ズレてる〜
曲をかけ直したものの
場当たりもできず、
まともに踊れたのか不安なまま、、、
実は出演者が1人、
急に欠場となったのです
それで最終レッスンである10日前、
それまで9人でのフォーメーション
で踊っていたのを
急きょ8人態勢に変更!!
そういう訳ありなのに、
場当たり無しでのリハーサルは
無理過ぎる!と、口々に
文句言いながら楽屋に戻った
ところが!なんと!なんと!
当のU子ちゃんの
なんとも穏やかなこと
昨日までのパニクりが嘘みたい
まるで別人
本人が言うには、
前夜の私の「前からそうだったよね」
の一言がヒントになり、
そのこと(トラウマ)に気づいたらしい。
夜中に目覚めて
緊張で眠れないかもと心配したけど、
「扁桃体に手を置いてたら
ぐっすり眠れた」とのこと。
楽屋でもずっと穏やかな声のまま、
「夜の食事が楽しみ〜♬」
だって
(彼女が早くから、隠れ家的な飲み
放題居酒屋を見つけて予約済み)
その言葉には、
彼女の前日のパニクりを知っている者同士、思わず腕をつついて
「効いてる、効いてる!」
と笑顔で言い合った
2曲のリハーサルも済み、
空いた場所を見つけては練習する。
「頭痛がし始めた」
「緊張で震える」という仲間にも
「ここに手を置いて」と扁桃体に
当たるツボを教えたりしていた。
そして、いよいよ午後からの本番!
皆、ちゃんと踊れた!
間おいて、
2曲目もバッチリ!
そのまま写真撮影へ