今朝の地震ビックリしました
全国ニュースにもなっていて
各所から「大丈夫ですか?」と連絡ありました
ご心配いただきありがとうございます
篠原商店は倒れるものもなく
通常業務をおこなってます
本日の記事です
リアルに体感!! とちぎの文化財応援団 現地交流会
真岡の文化財巡り
2021年に栃木県の文化財応援団になって
委嘱式後の現地交流会を除くと初めての参加してきました
美術評論家、久保貞次郎のアトリエ
久保記念観光文化交流館に集合し
まずは真岡出身の久保貞次郎について2階にある資料館で説明を受ける
その影響で久保氏は
たくさんのストーブをコレクションしていたそう
これもそんなストーブの一つなのかな
美術展示館の大谷石は
掘り出したあときれいに仕上げていて
とても手がかかっているんだそう
確かによく見かけるものより
表面が滑らか
真岡木綿を体験
久保記念観光文化交流館の向かいにある
真岡木綿会館に移動して真岡木綿の機織り体験
こちらも館内撮影禁止
たくさんの機織り機が並んでいるところで
機織り体験してきました
その後木綿会館のお隣にある
去年12月も行った
岡部記念館「金鈴荘」へ
明治中期建築の岡部家
こちらは今回特別に写真撮影もOKとのこと
明治中期に呉服問屋の岡部家が建てたもので
建築するのに出入りの職人を
3年間東京で修業させ10年をかけて作った立派な建物
材料にしても紫檀や黒檀、鉄刀木(だがやさん)など
貴重な材木が使われています
東日本大震災で被害に遭い修復時に耐震補強もしたそう
(写真奥の格子部分)
そんな岡部家ですが
鉄刀木というとてもかたい木の枠組みで作られた襖で
地震の影響で部屋の枠の方が沈みこんでいたものが
襖の枠に乗っていたそう
(すごっ)
大きな1本柱
柱を運ぶときに通りが曲がれずまわりの建物を壊して運んだんだとか
手作りガラスのはめ込まれた窓から見える日本庭園
もうひとつ本日特別
前回見ることができなかった二階も拝見させていただきました
今はあまり見ることがない急な階段で二階へ
1階も2階も金屏風や襖絵なども名のある作家に作らせたもの
皆さん興味津々で見学してます
見学している間に
木綿会館で織ったコースターが
きれいに仕上げられて届きました
真岡木綿のしおりのおまけ付き
岡部記念館の見学の最後は
こちらも特別に窓を開けていただき
全員で記念撮影
真岡は火事が多かったらしく
中のものを火災から守るために
分厚い銅板3枚使った防火土蔵造になってます
なまこ壁も防火対策
岡部記念館「金鈴荘」の外構は工事中
通りからチラ見えできます
岡部家の持山だった磯山から切り出した磯山石の石塀
当時のお金持ち、すごすぎる
木綿会館から徒歩10分ほどのところにある
久保講堂に移動
日本で初めて有形文化財に登録された久保講堂
久保貞次郎氏が真岡小学校に寄贈した講堂
大正時代の建築家でフランク・ロイド・ライト氏の愛弟子
帝国ホテルの建築にもかかわった
遠藤新氏建築の建物
軒高を抑え縦横を強調したデザインとシンメトリーな塔が特徴
登録有形文化財第一号なんだそう
遠藤新氏の建物のもうひとつの特徴として
入り口は狭く
中はどーーーんと広くなっている
半円のステージは反響もいいそう
こちらも特別に2階に上がらせてもらいました
そして遠藤新氏の建築物の特徴ともいえる
こちらの塔にも入らせてもらいました
昔は真岡小学校にあった講堂ですが
移現在の場所に移築
貴重なものをたくさん見せていただきました
栃木県や真岡市のご担当者様
ありがとうございました
解散後前回気になっていた
こちらのお店でお茶して
真岡ツアー終了
店内撮影禁止の為写真なし
織った真岡木綿はお店で使ってます