☆ご当地ラーメンとミニラーメンの誕生☆

・袋めんの「エリア化」・

1979年、ハウス食品が出した袋めん「うまかっちゃん」は九州独特のとんこつ味に仕立てた地域限定商品だったが、サンヨー食品の「九州ラーメンよかとん」、明星食品の「九州っ子」、日清食品「九州とんこつラーメンくおーか」などが次々と発売されて九州市場は活状した。

 うまかっちゃんの由来を調べてみた! | R select 亀戸店          個性化の時代とインスタントラーメン | インスタントラーメンナビ

  「うまかっちゃん」        「九州ラーメンよかとん」

ハウス食品は「うまかっちゃん」を全国展開し、一方で関西向けの「すきやねん」、北海道向けの「うまいっしょ」によって、エリア戦略を進めていった。明星食品は、1983年、「ラーメン紀行」を発売し、「札幌編」。「東京編」、「大阪編」、「博多編」というシリーズ化を図った。

 

・カップめんの「ミニ化」とわかめラーメンのブーム・

カップめんでは「ミニ化」が進行し、1980年、エスビー食品、ロッテ、カンロ、カバヤなどのお菓子メーカーが「おかしめん」として発売したのが始まりだった。その後、大手メーカーが自社商品のミニサイズを定番化していった。その他、1982年には、まるか食品の「ペヤングわかめラーメン」とエースコックの「わかめラーメン」ブームを起こした。この時、カップめん全体の10.6%を占めるほどの売れ行きを見せた。また、1985年に辛口ラーメンが脚光を浴び、翌年にわたってブームとなった。

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            「ペヤングわかめラーメン」

・グルメを狙え!高級化戦略・

1980年の一般的な小売価格は、袋めん70円、カップめん130円だった。そこに1食、300円のカップめん「力一杯」を発売したのが、東洋水産だった。1981年には、明星食品が280円、300円の

「中華飯店」シリーズ4品を発売。中身の充実を図った高級インスタントラーメンだった。

                 「中華飯店」

続いてデパート向けの「特選中華飯店」を10月、1食120円の袋めん「中華三昧」シリーズを発売すると、これが爆発的なヒット商品となり、これがインスタントラーメンは安いものというイメージをくつがえすこととなった。

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            中華三昧(広東風湯麺)

1982年の夏に、各メーカーとも高価格・高級インスタントラーメンを打ち出した。東洋水産の「華味餐庁(カミサンミン)」、日清食品の「麺皇(メンファン)」、ハウス食品の「揚夫人(マダムヤン)」なども、

1食130円だった。翌年には、サンヨー食品が「桃李居(トウリキョ)」が登場した。

 個性化の時代とインスタントラーメン | インスタントラーメンナビ      No.34 日清飯店 麺皇 棒棒鶏味上湯 しょうゆ風味拉麺(1982 ...

「華味餐庁(カミサンミン)」       「麺皇(メンファン)」

 

懐かしのインスタントラーメン 1 楊夫人(マダムヤン) | 熊田亀吉の ...      サンヨー食品『桃李居』という記憶 -- Mr.NAOのコミュニケーションシアター

 「揚夫人(マダムヤン)」       「桃李居(トウリキョ)」

 

因みに明星食品は、その後、1986年に通常の「中華三昧」とは、別に1食1000円の「中華三昧特別仕様」を発売して話題となった。また、カップラーメンでも高級路線を図った商品が登場し、1982年サンヨー食品の「田吾作」シリーズやエースコックの「もちもちラーメン・力うどん」、マルタイ泰明堂の「長崎ちゃんぽんゴールド」もあった  

 

それではまたまたー(^^)/