JR東海ツアーズ「ずらし旅」で大阪を満喫 | 舞台は命のみなもと 桂のブログ

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三度の飯より生の舞台が好き。劇場で開幕を待つ間の高揚感がたまりません。心揺さぶる演者の芸に酔いしれながら客席に身を置く喜びを味わっています。舞台は演者とお客の魂と魂の交流。私の命のみなもとです。

今回の大阪日帰り観劇遠征には、JR東海ツアーズの「ずらし旅」を利用しました。

チケット代がかかるので交通費は抑えようと「ずらし旅」や「ぷらっとこだま」、50歳から利用できる「50プラス」などを比較して、お値打ちなプランで申し込みます。

コロナ禍で痛手を負う観光施設への誘致を兼ねて、「ずらし旅」には『道頓堀川クルーズ』とか『あべのハルカスのヘリポートツアー』などのイベントを選んで参加できるクーポンが付いています。

私は『大阪天満宮参拝コース』を選択し、「御朱印」と「悪疫退散の御札」と3個の「願い玉」を頂きました。

大阪天満宮の最寄り駅から国立文楽劇場のある日本橋駅まで、堺筋線で4駅なのでこのコースを選びましたが、忘れずに持参した御朱印帳も役に立って良かったです。


新大阪から御堂筋線で梅田へ。東梅田から谷町線で南森町駅まで一駅。下車して徒歩3分で大阪天満宮です。


左はずらし旅仕様の御朱印。右は500円を納めて書いて頂いた御朱印です。


この御札の力でコロナも退散なのだ!🤭🔥


願い玉には色毎に意味があります。左のゴールド(茶色に見えるけど金)は万願成就。ピンクは一体、どんな願いを叶えてくれるのかな??


天満宮創建時に「この池の水面に霊光が映った」との伝承が残る「星合池」に浮かぶ、梅形の的🎯に向かって願い玉を投げ、願い玉が同じ色の的の上に上手く乗ったら、その願いが成就するのだそうです。


私も星合橋の上から、的をめがけて願い玉を投げてみました。やってみたらこれがなかなか難しい。

張り切って赤🔴(良縁・恋愛)の願い玉を投げましたが、残念ながら的には届かず、無情にも裏返ったまま、亀と一緒に水面にプカプカ浮いていました(笑)


ロマンチックな名前の「星合橋」は、昔はお見合いの場所だったそうです。この橋で出会った男女は結ばれるという謂れがあり、良縁祈願の名所なのだとか。

京本大我くんがミュージカル「流星の音色」で演じる海の星の王子リーパも、一年に一度、七夕の日に二つの星に架かる橋の上で山の星の姫と恋に落ちます。

儚い恋の行方が気になります。リーパの恋が実るように、私が恋愛成就を祈願しましたが、転覆という残念な結果に…😅💦


大須商店街によく似た昭和の雰囲気のアーケード街。

大須観音∶大阪天満宮
大須商店街∶天神橋筋商店街
大須演芸場∶上方落語の定席、繁昌亭

参拝客で賑わう寺社町には同じ空気が漂っています。


お腹が空いたけど食べる時間が無かったので、我慢しながら美味しそうな店の前を素通り。


天神二丁目のアーケードの入口には「お迎え人形」が並んでいました。天神祭のお迎え船に乗せる人形達を模したもので、歌舞伎や文楽に登場する人物なのだそう。


左上∶雀踊り
右上∶胡蝶舞
右下∶関羽
左下∶『文楽夢想継承伝』の演目にも登場した「三番叟」の人形です。


左上∶羽柴秀吉
右上∶佐々木高綱
右下∶木津勘助
左下∶八幡太郎義家

確か大衆演劇の芝居小屋「梅田呉服座」の緞帳にも、賑やかな天神祭の船が繰り出す様子が描かれていました。

いつか機会があれば、天神祭を見てみたいです。


こちらは大阪天満宮の側にある上方落語の定席「繁昌亭」です。そういえば、私はまだ一度も寄席に出向いたことがありません。

渋好みの江戸落語と違い、派手な鳴り物で賑やかに演出するのが上方落語なのだとか。大阪らしい!!


文楽の帰鑑賞を終え、帰りに乗車した21時3分発のこだま号は、ほぼ貸切状態でした。夏休みにもかかわらずコロナ禍で赤字覚悟の運行でしょうか。経済の冷え込みも心配です。

久しぶりに再会した観劇のお仲間とジャニオタトークで盛り上がり、充実の大阪観劇遠征でした。