柘榴石の煌き | 舞台は命のみなもと 桂のブログ

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三度の飯より生の舞台が好き。劇場で開幕を待つ間の高揚感がたまりません。心揺さぶる演者の芸に酔いしれながら客席に身を置く喜びを味わっています。舞台は演者とお客の魂と魂の交流。私の命のみなもとです。



ひかりとり紙、4つ目の作品は
真紅の宝石「ガーネット」です。

ラテン語の「種」を意味する
ガーネットの和名は「柘榴石」

艶々した石榴の実は知っているけれど、
本物の石を見たことはありません。

煌く炎のように紅く光るこの石には
「実り」や「情熱」という
意味もあるそうで、

うら若き乙女よりは
歳を重ね、
酸いも甘いも噛み分けた
女性達に似合う気がします。

傷ついたり腐ったり
やけになっても
また、立ち上がり、

人生の山坂を越えてきた 
女達にこそ

この先に待っている
透き通った豊潤な時間を
余すところなく、
味わって欲しいものです。