2025年4月19日(土)、妻と一緒に豊川稲荷東京別院に行ってきました。
目的は、ダキニ天様に金運の「モミ一粒」を頭に乗せてもらうこと。

丸の内線「赤坂見附駅」(B出口)から徒歩5分
きっかけは、桜井識子さんの本『神様アンテナを磨く方法』。
この中で、豊川稲荷東京別院には白狐に乗った仏様「豊川吒枳尼真天(トヨカワダキニシンテン)様」がいらっしゃって、ちゃんとお願いごとを伝えれば叶えてくださる、という話があったんです。
それを読んで、「これはぜひともあやかりたい!」と思いました。
それに、ずっとお世話になっている「叶稲荷尊天(カノウイナリソンテン)様」にも、そろそろご挨拶しに行かないとなぁと思っていたので、このタイミングでお参りすることに。
叶稲荷尊天様は同じ境内にいらっしゃる縁切りで有名なお稲荷様です。
(叶稲荷尊天様とのお話はまた別の機会に)
まず本堂にお邪魔して、「これから参拝させていただきます。よろしくお願いします」とご挨拶。
そのとき、ちょっと調子に乗って「なんとなくいらっしゃらない気がする」なんて霊能者っぽく言ってみたら、被せ気味に「怒られるよ」と妻にたしなめられました(笑)。

本堂の正面
その後、奥の院に向かい、本気でダキニ天様と交信(?)を試みます。
ちなみに僕は般若心経をまるっと暗記しているので、それっぽく唱えることができる。
僕の唯一の神仏系武器である。
(般若心経で娘に纏わりつきそうになった生霊を追い払った話はまた別の機会に)

奥の院の正面
写真一番奥の拝殿で「ダキニ天様、どうかお越しくださいませ」と願いながら、小声で般若心経を唱えました。
妻も一緒に手を合わせてくれました。
(妻は僕が般若心経をスラスラ唱えられるのを、ちょっとすごいと思っている。)
唱えながら、「経済的に余裕がほしい理由」「本業とは別に副業で〇〇万円くらい収入を増やしたい」というお願いを、できるだけ具体的に、一生懸命伝えました。
終わった後、妻が「何かわかった?」とまるで僕を霊能力者のように扱ってきましたが、「わかるわけないでしょww」と笑いながら立ち上がろうとしたとき――
ドンドンドドドンドドンドドン♪ ドンドンドドドンドドンドドン♪
隣の本堂から太鼓の音が!
「え!?これってもしかしてダキニ天様のお返事なのでは!?」とテンション爆上がり。
急いで本堂に向かうと、どこぞの会社関係の方々がご祈祷を受けている最中でした。
僕らも、ゆっくり、静かに隅っこの方に上がらせていただき、心の中で「経済的に余裕を…〇〇万円を…」と改めてお願いをしました。
でも結局、特別なサインや気づきは得られず。
まぁ、本堂でも奥の院でもちゃんとお願いしたし、きっと聞いてもらえたはず、と思って境内を少し散策することに。
境内には、お稲荷さんの像がたくさんあります。余裕で100体以上はあるかと。
どれもご眷属様たちだそうで、すごく立派で、しかもなんだか美人さんな狛狐さんもいました。

奥の院前の鳥居にいる狛狐さん(どちらも美人さん)
とても美人さんだったので、「気持ちいいですかぁ?」と思わず首筋をなでなで。
でも「他の子がやきもち焼いたらどうしよう」と思い、結局いろんな狛狐さんをなでて回ってしまい、さすがにちょっと媚び売りすぎで、ご眷属様らに怒られるかもしれないとビビる。
そんなこんなでまた奥の院前に戻ってきたところ――
ご年配のお坊さんが、奥の院への階段をヨタヨタと上がっていくのを発見。
「大丈夫かな?」と見守っていたら、裏口から中へ入り、拝殿奥に座りました。
「これはもしや…ダキニ天様へのご祈祷が始まるのでは!?」と、急いで妻と一緒に拝殿へ。

この階段をヨタヨタと。。。
すでに数人座っていたので「すみませんすみません」と隙間をぬって座らせてもらいました。
その後も人が続々と入ってきて、譲り合いながらみんなで詰めて座りました。
お坊さんはそんな様子にはお構いなく、軽快な太鼓のリズムに乗せて、お経を「ぎゃあぎゃあぎゃあ…」と唱え始めました。
(ご高齢だったので、正直、何を言っているかはほぼ聞き取れず…。でも『ストンプ(STOMP)』を思わせる軽快なリズムは少しツボりました。)

5〜10分くらいだったでしょうか。
その間もずーっと、「経済的に余裕を…」とお願いし続けました。
正座していたので足がめちゃくちゃ痛くなったけど、「今ここで立てなくなってもいい!」と、高校インターハイばりの気合いで祈り続けました。
ご祈祷が終わって、
「これ、めっちゃラッキーじゃない?絶対ダキニ天様にお呼びいただいたでしょww」と、妻と小声で喜んでいたら――
妻が「あれ?これなに?」と。
見ると、拝殿のお賽銭箱の脇に小さなテーブルがあり、そこに5センチくらいの稲穂がぽつんと置かれていました。
しかも、それって僕が正座して手を合わせていた、ちょうど頭の真上のあたり!!
(奥の院の中では写真厳禁なので撮れず。。。残念!!)
僕:「マジか、これすごいよ…!本当に稲穂くれたんじゃない?」
妻:「絶対そうだよ。もしかしたら誰かの忘れ物かもしれないけど、でもね、気づけたことが大事なんだよ。 さっき奥の院に来たときは、ダキニ天様は本堂でお仕事しなくちゃいけなくてパパの願いをちゃんと聞けなかったから、今、わざわざ呼んでくれて、しかもちゃんと稲穂を乗せてましたよって教えてくれたんだよ。絶対そうだよ。たぶんだけど!」
本当にそうだと思いました。ってか、本気でそう思うことにしました。
小さなことに、たくさんのメッセージって隠れてるんですよね。
気付くか気付かないかは、自分次第。
<追伸>
ダキニ天様は仏様だと、桜井識子さんが本に書いていましたが、本当にそうだと思いました。
というのも、この日、妻は生理中だったんです。
神様は「穢れ」を嫌うって言われますが、仏様は気にされないらしく、だから呼んでくださったのかなと。
というのも、前日、妻がほぼ日課にしている、通勤途中の神社参拝の時に、拝殿前でおじさんがやたら鈴を鳴らしてて、なんとなく入りづらさを感じ、「あ、やっぱり神様はダメなんだな…」と思わされた出来事があったので。
生理やケガをしているとき、喪中の時は、神社参拝を控えるようにしましょう。