■第41回 活動記録
Ⅰ実施日:2018年1月14日(日)
Ⅱ実施場所
セッション実施場所:千葉市生涯学習センター
Ⅲ活動内容
セッション
Ⅳ参加者 計11名
乙、量産型小市民、ヨッシー、lamancha、ガリュー、あやこ、シグナル、NH、如月テンマ、キョウタ、コードウ
Ⅴ活動内容詳細
以下3卓にて実施。
第1卓「異界戦記カオスフレアSC」 GM担当:量産型小市民さん
第2卓「トーキョーN◎VA-X」 GM担当:ヨッシーさん
第3卓「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM担当:乙
第1卓「異界戦記カオスフレアSC」 GM担当:量産型小市民さん
【今回予告】
私立・比叡山学園。
そこでは、生徒会四天王率いるスキャナー能力者集団と、
反生徒会組織『ネイキッド』が、終わらぬ戦いを繰り広げていた。
そこに、流星のごとく現れた転校生・佐藤一。
彼を中心に、戦いを終わらせるため立ち上がる仲間たち。
そして、学園の裏に潜む陰謀が明らかになる。
誰が敵か、誰が味方か。果たして学園の真実とは。
異界戦記カオスフレアSC
『燃えよ、比叡山学園』
人よ、未来を侵略せよ。
【登場PCとハイライト・エンディング】
●佐藤 一(17歳/男) ミーム:フォーリナー
マンガやアニメが好きで、
ハーレムエンドの野望を抱くごく一般的な高校2年生。
美酒町の高校生・観艦式嘉子に召喚され、
比叡山学園の闘争に身を投じることになった。
最初は気絶したまま剣に引っ張りまわされたりと、
へたれた描写が目立ったが、
最後は見事ダスクフレアを打ち倒した。
ハイライトは、生徒会四天王・鷹見鋼人に取り入る場面。
鋼人:「つまり、君は僕たちの味方になるということだね?」
一:「その通り!あなたについていきますよ。」
鋼人:「なるほど、素晴らしい。では、我々のアジトへ案内しよう…。」
エンディングは希望がかなえられ、見事ハーレムの世界へと転移したのだが…・。
一:「類人猿の世界なんて、聞いてないよー!」
●田沢 扇(17歳/男) ミーム:美酒町
生徒会副会長、大柄で短髪のスポーツマン。
テレポート能力を持つスキャナー。
人情に篤く、涙もろい性格。学校の成績は5段階評価で平均2。
一がへたれていた分、PC達の中心となった活躍が目立ち、
序盤から中盤にかけてのけん引役となった。
ハイライトは、生徒会四天王・富士山御園を味方に引き込む場面。
扇:「おまえがが味方になってくれるなら、俺はなんだってするぜ。」
御園:「今、なんでもするとおっしゃいましたかしら?」
扇:「ああ、男に二言はない!」
御園:「いいでしょう。万金に値する言葉をいただきましたわ。」
エンディングは、ハイライトの発言を受け、毎日御園にこき使われる日々。
扇:「お嬢様におかれましては、ご機嫌麗しゅういやがりましてございます。」
●シルフィ・ブルーバード(3か月/女性型) ミーム:グレズ
反生徒会組織が秘密裏に開発した人型ロボ。
外見は普通のヒトと大差なく、生徒として暮らしながら生徒会と戦っていた。
反生徒会組織に所属しながら、中盤で生徒会庶務の座を勝ち取り、
生徒会の内面からも学園を見るという意外な展開を見せた。
ハイライトは、創造主・試験管鯉三郎との今わの際の会話。
シルフィ:「先生、これまでありがとうございました…それでは。(立ち去る)」
鯉三郎:「シルフィ君…そうか、君は…(息絶える)」
エンディングでは、救出された生徒会長・琵琶湖弥生と共に、
生徒会庶務として学園を支えていくことになった。
シルフィ:「私は、生徒会と戦うために生み出されました…しかし、これからはこの学園のため、働いていきたいのです。」
第2卓「トーキョーN◎VA-X」 GM担当:ヨッシーさん
第3卓「ダブルクロス The 3rd Edition」 GM担当:乙
■シナリオ:「The Unlucky Young Men」
■トレーラー
俺たち、いつもツイてない。
『僕らの憤りは
この歪んだ世界に一生付き合っていかねばならない、
どうしようもない虚しさなんだ』
悪人は、破壊者に出会い手段を得た。
破壊者は、悪人と出会い意味を得た。
二人は手を携え、破滅の道を切り開く。
愚かで、浅はかで、無垢で純粋な殺戮と破壊。
その果てに、見果てぬ夢を抱いて――
『俺たちはこのまま生きたところで、どうせ何者にもなれはしないんだ』
ならばせめて。
“公共の敵〈パブリック・エネミー〉”にでも、なってやろうか。
ダブルクロス 3rd Edition
『The Unlucky Young Men』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
■ハンドアウト
■シナリオハンドアウト:
PC1:高校生推奨
変わらぬ毎日。いつもの日常。
平穏な学生生活を満喫する君の視界の片隅には、独りきりの少年がうつる。
物静かで、何かに苛立ったような様子で、常に他人を寄せ付けない、孤高の存在。
何故だろうか。その身に纏う空気が、少し以前と違う気がするのは――
シナリオロイス:中濱 鐵(ナカハマ テツ)
PC2:高校生推奨。もしくは高校生と自然と付き合える立場にあること
クラス委員の彼は、どこにいてもその場の中心人物だ。
成績優秀で、運動神経も抜群。顔立ちも整っており、彼の周囲はいつも賑やかで華がある。
誰からも好かれる彼だが、困った一面を抱えていることを君は知っている。
善きにつけ悪しきにつけ、彼はいとも簡単に、“一線”を越えてしまう人間なのだ。
シナリオロイス:新田 大志郎(ニッタ タイシロウ)
PC3:UGNチルドレン、UGNエージェント推奨。イリーガルも可。
汚職の嫌疑をかけられていた議員が殺された。
暗殺、というにはあまりに堂々と、大胆不敵なやり方で。
通常の手段では不可能犯罪としか言いようのない事件であるが、それこそオーヴァードの犯行と考えれば辻褄は合う。
犯人はわざわざ犯行声明を残している。
“平成ギロチン社”。奴らを追うのが、君の任務だ。
シナリオロイス:平成ギロチン社
■各PC紹介
PC①:黒澤 瑞希“自宅警備員(エデンズガーディアン)” PL:N・H
ブラム=ストーカー 情報屋/高校生
Dロイス:黄昏の支配者
家族を失ったショックから、自己完結的な内向世界の住人になってしまっているお嬢様。
事件解決やNPCに対するモティベートより、従者として作り出された“お兄様”や“お父様”への執着のほうが強いという……
ちょっとあれな高校生。
個人としての力は殆どないものの、従者を作り出しては自爆される戦いに特化したフロントマン。
それが家族の使い方なのかと問い詰めたい。
PC②:雨田 仁/“MS-06E” PL:ラマンチャ
ブラックドッグ/バロール UGNチルドレン/高校生
Dロイス:機械化兵
UGNによって改造された改造人間。
攻撃手段は持ち合わせないが、単独潜入任務にたいして高い生存率を誇る強行偵察役。
クールな佇まいと正論を説く大人な高校生。
情報収集が得意。殆どファンブルしない限り固定値で抜いてくる。
あと硬い。硬すぎるタンク。全然ロイスも削れない。GMの心が先に折れた。
PC③:神田 望/“番犬殺し(ザ・ハンター)” PL:キョウタ
ブラックドッグ/ノイマン UGNエージェント/古本屋
Dロイス:組織の助力
表の顔は古本屋店主のUGNエージェント。
急遽集められた寄せ集め部隊の実質的なリーダーとなるパーティーのまとめ役。
サポートから攻撃までこなす器用人。
戦闘においてもパーティーのキーパーソンであった。
■所管
まずはご参加いただきありがとうございました。
このシナリオは少年の熱病のような革命思想がテーマなので、依然別件で回した際はもう少し青臭く、熱いセッションになったのですが。
今回はPC①がサイコパスちゃん(笑)であったのと、PC②がぐうの音も出ないほどに正論の対応であったことから、
NPCとの交流以上に事件調査、解決に重きを置いた進行となり、結果適役の駄々っ子のような幼稚さが際立ったのが印象的でした。
同じシナリオでもPC、PL次第でかなり印象が変わる、TRPGの醍醐味をGMとして味わえました。
(1/15一部更新)
(1/17一部更新)