一応、前述として
マクロスも SF ( リアル ) ロボットアニメ のカテゴリーは承知のとおりだが、ファーストガンダムのアニメから出来たカテゴリー(だと思う)で、それまではスーパー ( ヒーロー ) ロボットがロボットアニメ界を席巻していた。今で言うレトロニムなのかな。 ( 例として、「携帯電話」が普及して電話を区別するため「固定電話」という言葉が後から出来たということ。 )
現実感のある人型機動兵器 ( ガンダムはモビルスーツ )
正調宇宙世紀 ( 自分の勝手な造語 ) のガンダムシリーズは、 ミノフスキー粒子 ( 知っていると思いますが富野監督の苗字をもじった造語ですよね ) という架空の粒子を設定し、 レーダー や電波誘導兵器を攪乱・無効化することで、そこで開発されたのがモビルスーツで 白兵戦 に説得力を持たせて、リアルロボの必要性を強調させた。
ただし、スポンサーである玩具メーカーから変形や合体など玩具として魅力的な ギミックが求められているため、コアファイター ( 後から緊急脱出用の戦闘機という意味にされた記憶にある) や G ファイター ( ガンダムとドッキングすると G アーマー ) がある。
G のレコンギスタでも G- セルフに緊急脱出システムの位置付けとしてコアファイターがある。それにしても銀河漂流バイファムのラウンドバーニアンに「 コクピット兼用の脱出用小型宇宙艇・ポッド 」があり、あまりにも似ていて、ツッコミたくなった … まぁ~原案者(富野さん)もメカニックデザイン (大河原さん) なので、それはそれで...

(Blu-ray初回限定版,09)
初代マクロスも、 SF ( リアル ) ロボットアニメのその例に漏れず、 VF-1 バルキリーは、ファイター(戦闘機)とバトロイド(人型ロボ)、両者の中間形態であるガ・ウォークの 3 形態に変形する 可変戦闘機 (ヴァリアブル・ファイター =VF )。
よって、バトロイド(人型ロボ)は、敵異星人 ( 巨人 ) であるゼントラーディ軍と戦うため開発された設定となっている。 (第1次星間戦争)
タイトルの本題に入るため、前述がまたまた長くなったが…
マクロスΔも 3 形態に変形する可変戦闘機 (VFシリーズの最新機:型式 VF 31 ジークフリード)。
感じた方もいると思いますが、バトロイドに変形が少なかったのは否め無い。当たり前であるが、戦闘がほぼ大気圏内と敵がウィンダミア人 ( 巨人ではなく、地球人と同じサイズだが、運動能力が凄いので地球人と比べ寿命が 40 歳程度らしい ) の空中騎士団と対戦は「型式 Sv-262 ドラケンⅢ 」で VF シリーズと同じで 3 形態に変形する可変戦闘機である。そのためバトロイドで戦う理由はあまりなく、ファイターとガ・ウォークでの戦闘が主流で、第1話のファーストコンタクトと第 10 話のドッグファイトは、すばらしかった!スピード感、機関砲(ビームも含め)・ミサイルや駆け引き等、あらゆるエッセンスが組み込まれた空中戦闘と思えた。バトロイドに変形しなくても充分、戦闘シーンは楽しめた。
デルタは第 2 クールまであったが、第 1 クールまで盛り上がりを見せたが、第 2 クールは「プロトカルチャーの遺跡」、「ヴァール化とバジュラの関連性」、「星の歌い手」等の伏線回収のストーリなるのは別に構わないが、ダラダラ感があり最終話まで、自分的には盛り上がりに欠けた ( あくまでも個人的見解 ) 。一応、ハッピーエンドで終わったが … 第 1 クールが面白かった分 ( 涙あり ) ので残念であった。
可変戦闘機であるゆえに、見せ所であるファイターからバトロイドの変形シーンを少なくし、ドッグファイトにこだわりを見せた感は評価したい。
オチになるが、テレ東なら「かやたん」を声優に使ってもいいじゃん、マクロスでも活きると思う!超個人的意見であるが … 活躍が観たい ( 正式には声を聴きたい ) !
よっぴーこと青山吉能さん(写真では1番右側)がグリという主演声優をし、 OP 曲は「 Wake Up, Girls! 」がタイアップしているのだが、やはり「恋愛暴君」のようなストーリーはやはり苦手であった … 録画して第 2 話までも見たが …
地域的に BS での視聴であり、同じ日時に「ベルセルク ( シーズン 2) 」も同時録画しており、個人的には「ベルセルク」の方が … やはり個人的趣味なので。「恋愛暴君」のファンの皆さん、すいません。あくまで個人的見解ですから! 許してくだされ...
