職場の人が辞めました
双極性障害をもつ
保育士さんのお話
その人をAさんと呼びます。
最初は、
「来るって言ってたのに
全然来ない人いるじゃん」
と思ってました。
職場の人が電話しても
ひたすら「大丈夫」と
明るい感じで言っているから
ただのサボりだと噂されていました。
でも、
ある時Aさんが
精神疾患を持っていることを
園長経由で知ります。
なんでもっと早くそれを言わなかった
と思いました。
なぜなら、
サボりの人とは正しい対処が違うし
みんなが誤解しているから。
全ての点と線がつながり、
ひたすら申し訳ない気持ちになりました。
それから、
私はたまに出勤してくるAさんに
たくさん話しかけました。
もしかしたら迷惑かもしれないけど
迷惑だったら何となく感じるから、、
嫌われても良いからこの人を救いたい
と思いました。
そこで思い出した母の言葉
「深く関わりすぎると
依存されたり執着されたりして
恨みを買うこともあるから
気をつけなさい」
この言葉を胸に
ただ、職場で話せる人がいれば
来やすいかな➰程度で
仲良くなろうと試みました。
話してみると真面目な人だなと
思いました。
人にすごく気を遣っているし、
ちゃんとやらなきゃという気持ちが
人一倍あるし、
仕事もはやい
ただ、そういう真面目な人こそ
プレッシャーに潰されて
仕事に行けなくなったのかなとか
色々見えてきました。
身寄りのない彼女、
私も彼女が生きやすくなるように
お手伝いしよう。
そこから
趣味の話、生い立ちの話、、
たくさん話しました。
話す人がいると
仕事に来やすいと言ってくれたので
持ち前のコミュ力おばけ(黙)で
Aさんと人を繋げてみたり
しました。
徐々に出勤日数が増えて
安定して来れるようになって
数ヶ月
彼女はまた来なくなりました
ある日、
仕事なのに私服で職員室にいる彼女
に会いました。
いつものように挨拶をしたのですが
様子がおかしい。
気がついたら、彼女のロッカーが
空っぽになっていました。
靴や荷物もありません。
その日、
退職していました。
今更、管理職でもない私に
何かできたのかは分かりません。
でも、身寄りもない彼女が
路頭に迷うところを
黙って見てるわけには
いかなかったから、、、
人には人の地獄があって、
もちろん私には分かりません。
でも、1人の同僚として
彼女が生きやすいように
背負わずに仕事を続けられるように
したかったなぁと。
なんて無力なんだろうな〜
メンタルヘルス大事って
みんなに指導するけど、
所詮他人に何が分かるんだろうな。
とってももやもや
悲しい出来事でした。