講話 まとめ
B-321 人間の価値観について

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*人間の価値

自分は本当に
価値ある人間なのか?

それを自分で
見つめていく事が大切。

自己中心的。
利己主義。個人主義。

この様な価値のない人間は
世の災いとなる。



*御心を行う

神の御心を行う事が
価値ある人間になる事。

価値ある人生を送る事が
神を信じるという事。

価値ある人間になる
努力が必要。

それを日常生活で

自分に厳しく
行わなければならない。

その様な状態が
天上界に帰る人の姿。



*修行

人間は
長い転生輪廻を繰り返し

価値ある人間になる
修行をしている。

価値ある人生を送れなければ
大きな悔いを残す。



*価値観

本来の価値観とは

物的価値観・霊的価値観
両方に価値観を置くこと。

そういう状態の人を
徳ある人間という。



*ユートピア  (理想郷)

ユートピアとは
心が豊かである事。
心に安らぎがある事。

この地上界に
ユートピアを造りたいなら

心の次元で
ユートピアを築く必要がある。



*霊主体従

霊が主人。

肉体は霊の僕。 
道具。 表現体。

これを自覚する。



*日本

今の日本は 転換期にある。

今から三千年前

天上界から降りて来られた
万の神々 (覚者方) によって
日本という国が造られた。

今 再び 日本に
その意識を持った方々が
総動員で降りて来られている。



*神々

神々とは
神に近い意識の状態。 段階。

非利己主義。 非個人主義。
総合的意識を持った状態。

利己主義から非利己主義へと
意識が拡大・高揚した時に
人は神々となる。



*神道 古神道

神道 古神道とは
形式的・儀式的なものではない。

神を敬拜 崇拝すると共に

その様な
思い・行い・言葉遣いが
出来ている事。

徳を積む人間である事。



*愛

愛には
様々な段階がある。

情欲の愛 (低い次元)
夫婦間の愛
親子の愛
家族 身内の愛
隣人愛 グループの愛
国民・国への愛
地球愛

愛はどんどん拡大される。

この愛を説かれたのが
イエスさま。



*中性

神は 中性。

上から降りて来る意識の方々は
中性の御心を持っている。

男性的であり女性的。
片寄りがない。

一般人は片寄りがある。


女性は 陰。
マイナス部分の現れ。

男性は 陽。
プラス部分の現れ。

陰陽が結合して中性を保つ。
これが結婚。


肉体関係は
卑しいものではない。

神の御心。

子孫を残すこと。



*総合的価値観

霊としての自分。

物質・肉体としての自分。

この総合されたものが
人間の価値観。



*価値観の総計

何を為したのか。

神の御心。
愛。  分かち合い。
 
総合的意識に基づいた 
日常生活。

これを 生涯でどれくらい
顕す事が出来たか。

生まれてから死ぬまでの
総計されたものが

価値観として計算される。



*目的と努力

何の為に
生まれて来たのか。

何の為に
生かされているのか。

何を為すべきか。

日常生活をしながら
神の御心に近づく努力が必要。

その時 悔いのない人生を
送った事になる。



*魂の進化

価値観を
間違えてはいけない。

霊は神。 生命。

生命の目的を
どれだけ表現出来たかが
本来の価値観。

この価値観が
魂の向上。  進化の過程。



*最後の修行

あなた方は 何回も
転生輪廻を繰り返して来た。

今 最終段階である
物質文明の体験の修行をしている。

二万六千年の間に成功を遂げ
生まれ変わりをして来た。

そして
ありてあらゆるものを体験し
今 ここに到達している。

落伍した者は
この世に一人も現れていない。

落伍した者は
地獄に閉じ込められている。

地獄からの
生まれ変わりは無い。

今 この世に
肉を持って生きている事が

非常に意義のある事だと
知らなくてはならない。



*地獄の意識界

悪を行った者は
生まれ変わりが出来ない。

何万年も何千年も
地獄の意識界に
閉じ込められている。

そこで 反省するまでは

この地上界に肉体として
生まれ変わる事は出来ない。



*高い意識界

この世には誰一人として
地獄から生まれ変わった人間は
存在しない。

みんな 高い意識界から
自分の体験を通して
この学校に入って来ている。

これが あなた方。



*ふるい分け

生まれて来る度に
落伍する者と
成功する者が出る。

生まれて来る度に
地獄に落とされて行く。

物質文明を体験し
偉大なる魂として卒業するのか。

それとも 落伍して
苦しい世界に落ちて行くのか。

もう ふるい分けが
始まっている。



*価値ある人間

無神論者にも
神を表現している人がいる。

心が優しく
愛・分かち合いの強い人。

神に似通った思いや行いを
している人は 一杯いる。

この様な人は
価値観のある人間。



*価値なき人間

宗教で助かる事はない。

宗教をしていても
思い・行い・言葉遣いが悪ければ
価値ある人間ではない。



*罪

知らずに犯す罪より
知って犯す罪は重い。

自分が
神 仏の子であると知ったなら

その様な思い・行いを
しなければならない。



*扉を開く

天界の扉は自分で開く。

神に似た 思い・行い が
心にユートピアを建設する。

何の心配も不安もなく

常に
喜び・愛 に満たされた
日常生活を送る者は

肉を持ちながら天界の住者。

その意識を持った人は
そこに帰る。

 「神の国は汝の内にあり」



*霊的修行

霊的修行とは
自分に厳しく 人に寛容な心を持ち
自分自身を強く見つめていく努力。

修行の場は
家庭・職場・社会の中にある。

日常生活が 非常に大事。



*ユートピア建設

地獄の造り主も
ユートピアの造り主も
あなた自身。

あなた以外に誰も
ユートピア建設は出来ない。

 「汝の救いは汝自身なり」

あなたが 天界を築く。



*真理の教え

真理そのものは 変わらない。

しかし 真理の教えは
時代と共に変化する。

今の世には
今の説き方 教え方がある。

お釈迦様や イエス様の教えが
そのまま 今の時代に当てはまる
訳ではない。



*時間の密度

一日は24時間。

しかし 
今の時間と100年前の時間は
同じではない。

時間の密度が違うから。

今は
自由に使える有意義な時間が
与えられている。

物的自分 神的自分を
磨く時間が与えられている。

神から与えられた時間を
どの様に使うかが大切。



*神の働き

神は 時代と共に
お働きになる。

今の女性には
自由に法を学ぶ時間が
与えられている。

この時期を見計らって
天上界からは 色々な指導者が
降りて来られる。

これを見失えば
大変な悔いを残す。

この時代に生まれた事に
感謝しなければならない。



*愛の体験

子どもを育てた経験は
神の愛・無所得の愛の体験。

今の時代は
その経験を生かす機会。



*黄金の時間

今 与えられた時間は
あなた方の黄金の時間。

その黄金の時間を
無駄に過ごしてはならない。

時間を大切に使う事によって
人間の価値観・本物の価値観が
出て来る。



*一瞬

時間は 二度と戻って来ない。

過ぎ行く時間は
あなたの前には現れない。

今の
過ぎ行く一分一秒間が 実在。
あなたに使える時間。

過ぎ去ったものは
いくら使おうと思っても
使えるものではない。

あなたの時間としては
戻って来ない。


今 生かされている
一分一秒間。

実在という
今 使える時間は
今の一瞬にしかない。


未来の時間も使えない。
過去の時間も使えない。

今の過ぎ行く一分一秒間が
あなたを成長させ
正しい価値観へと導く。

それを
良く理解して頂きたい。



*悟る

今の物質文明で悟れない人は
悟れない。

私達は 個人の時間を
多く与えられている。

しかし

それを生かし
自分の価値観を出す事が
出来ない人は後戻りする。

その様な人は
大きな悔いを残し

輪廻の中に舞い戻る。



*意義を知る

今 生きている意義を
知るべき。

自分の 本体 本性は
霊。 神。 生命。 仏。

これを
追求し学んだ時

価値ある人生を
送る事が出来る。



*バランス

神はバランス。 調和。

私達は
霊であり肉。

肉だけに頼っても
霊だけに頼っても

神の御心ではない。

肉体的な健康。
経済力。 霊的成長。

三位一体であること。



*真剣に生きる

今 与えられた環境に
真剣に生きること。

そこが あなたに適した
一番の修行の場。



*永遠の価値観

永遠なる価値観とは

 正しい 思い。

 正しい 行い。

 正しい ものの考え方。



*無我

自分は 仏。 生命。 神。

この自覚が出来た時
知恵と力が湧き上がって来る。

その時は もう
自我がない状態。



*一点

『自分達の教えだけが正しい』

という考え方は誤り。

イエス様も
お釈迦様も モーゼ様も

指導した短い時間では
神の一点しか説けなかった。

神の全てを説くことは
出来なかった。



*総合的学び

片寄ってはいけない。

全ての宗教を
学び知る事で

総合的な
ものの見方・考え方が
出来る様になる。

そして
知恵と知識が養われる。



*神

神は 無限。 全体。

無限なるものの全てが
一点の人間によって

この世に
知らしめられる事はない。



*勉強

私たちは
視野を狭くしてはならない。

ありてあらゆるものから
学ばなくてはならない。

海や山。 動物。 鉱物。 植物。

神の現れである自然界からも
勉強をしなくてはならない。

この世には
学ぶべきものが一杯ある。

三つ子からも
学ぶべきものがある。

ありてあらゆるものから
学びを得ることによって
知識が拡大される。

そして

片寄りのない
平等な ものの見方考え方が
出来るようになる。

これが全てだと
思い込んではならない。



*宗教

神は全体。

一部ではない。

もし
神が一部であったなら

神は 無限でも普遍でも
全能でもなくなる。

神道
古神道
キリスト教
仏教
ユダヤ教

それぞれは
神の一部を説いているだけ。

これからの宗教は

総合された一つの学びに
ならなくてはならない。

知識・理解力の分かち合い。
助け合い。

そうして 初めて
人間の意識が拡大され
価値観が向上する。



*仏国土

日本には 二, 三百年内に

必ず
新しい仏国土が開かれる。

万の神々が
この日本という国に
舞い戻って来られる。

日本系統の神だけでなく
西洋系の意識の方々も

現実に肉体を持って
この日本という国に
降りておられる。

もう 既に活動している
グループもある。

私  (知花)  は
その下準備をしている。



*改革

国の政治。
経済。
教育。

ありてあらゆるものが
改革される。


政治は
霊と物質を理解した
徳ある人間が行うべき。

これからは

徳があり
全体的・総合的な見方が出来て
価値観のある人が多く出る。

そして
政治の面でも活用される。

そうなった時
この地上界 日本に

仏国土 ユートピア
理想的郷土が築かれる。



*心

心の次元が最初。

それから 物的次元に
ユートピアが現れる。

物質的に豊かでも

心の次元が
ユートピアでなければ
真のユートピアではない。

ここで学ぶ人が意識を高め

一日も早く 心の面での
ユートピアを築く。

それによって
物的ユートピアが築かれる。


皆さん方の協力が必要。