兎に角 | 千葉ロッテまる子

兎に角

燻玉ラーメン

千葉ロッテまる子-091227_1314~01.jpg

今日は松戸の兎に角です。

とみたと並ぶ松戸の双頭です。楽しみにしてました。

私はラーメンを頼みカミさんはつけ麺を頼みました。席が一つあいて「ラーメンのお客様お先にどうぞ、お隣すぐあきますから」と私だけすぐ通されました。すぐにラーメンは配膳されましたが、隣のお客さんはなかなか帰りません。ラーメンとつけ麺の提供時間が違うのは百も承知ですが、家族で食事に来て連れが立って待っているのに箸をつけるわけにはいかず、ラーメンを放置して待っていました。

5分以上待ちました。隣のお客さんは食い終わってますが帰ってはくれません。私は隣のお客さんに「早く帰れよ」とも言えず、店員さんに文句を言うわけにもいかず、ただいかつい顔をして待っていました。さすがに見かねたのか、店員さんが隣の人に「お待ちのお客様に席をお譲りください」と声をかけてくれてやっと帰りました(その後ももたもたしてましたが…)。

私のラーメンは口をつけてないので麺が延びているかはわかりませんが、海苔がスープをすってしなしなどころかびしょ濡れになってしまい、「これを食わなきゃいけないのか…」と憂鬱な気分になるのには十分な姿に成り果ててしまいました。

その悲惨なラーメンを思ってか、店員さんが「お取り替えいたします」と声をかけてくれました。私は一度は断ったのですが「出来立てを食べていただきたいので…」と言ってくれたのでご好意に甘えることにしました(そのまま捨てられる姿を見てだいぶ後悔しましたが…)。

先にこちらの注文ができたからといって、「もうすぐ食い終わるだろう」とまだ食い終わってもいないお客さんの席に案内するのはどうかと思いますが、お詫びしていただいたのと作り直していただいたのとで、何やら最高のおもてなしをしていただいたような気がしました。

私も800円のところを1000円出して「お釣りはいりません」とかっこをつけてみましたが結局返されてしまいました。



さて、そんなこんなありました兎に角ですが、豚骨魚粉の名店としてその名をはせています。

が、やはり私の口には合いません。脂と魚粉のこってり感がやはり好きにはなれません。スープを飲み干した後、丼の底に残っている魚粉のカスを見ると悲しくなってきます。

麺は奥にガラス張りの製麺室がありましたから自家製なのでしょう。うどんのような極太麺はコシがあってもちもちしていてこの上ないうまさでした。


麺は最高のうまさだし、丁寧に一生懸命作られたラーメンで、この味が今の主流の味で、しかも多くの人から好まれている。それは大変よくわかるのですが、残念ながら私の好みには合いません。


じゃあ食いにいくなって話ですね・・・ファンの人ごめんなさい。


★★☆☆☆