現在小3のうちのお嬢。
この夏、一度も髪を切りに行かなかったので、ものすごく髪が伸びた。
どれくらい伸びたのかと言えば、角度によっては某ホラー映画の貞子さんみたいにも見えるくらい。
とにかく前髪が長いのなんの。どうやら、そこが彼女のこだわりらしく、前髪をぱっつんぱっつんにするのは嫌で、いっちょ前に耳まで流すようにまとめたいとのこと。
…小3のくせに。
わたしが子供時代はそんなことを考えたことすらなかったぞ。
が、まあそんなわけで。
春に初めて行った美容院のお姉さんを大層気に入っていたので、(美容院のお姉さんとも相思相愛だ。お姉さんには、『ピアノの発表会はどうでした?』などとお嬢を覚えていてくださっている)久しぶりに髪を切ってもらうことにした。
昨日、朝早くに予約を入れてガストで399円のチョコケーキを食べた後、ほくほくしながら行ってきました。
美容院のおねえさんとおにいさんは、やはり美容業界の人らしく、それなりにみなさんおしゃれな方ばかりなんですが、すっかりお嬢はちやほやされて(飴もらったり本貸してもらったり)上機嫌だった。
初めてシャンプー台にも乗っかって、お姉さんに「おかゆいところはございませんかー」などと声をかけてもらい、イケメンのおにいちゃんもブローを手伝ってくれるなど、すっかり姫扱いだった。
あまりの気持ちよさに途中眠ってしまったらしく、シャンプー台から落ちそうになるというハプニング付き。
にいちゃんとねえちゃんたち、爆笑みたいな(笑)。
思い起こせば、わたしが美容院デビューをしたのは中学生になってからだ。
昭和生まれのわたしは、それまでは近所の床屋さんにしか行ったことがなかった。
髪を切ってもらうのはもちろん気持ちよかったが、それよりなにより、髪を切った後に顔にクリームを塗ってもらい、かみそりでそりそりしてもらうのが大好きだった。あの独特の香り。
熱いタオルで顔を拭いてもらう快感。
あのさっぱり感は大人になってからも忘れられない。
でも、思春期にさしかかり、おされ女子は床屋ではなく美容院に行くものなのだと知って、ちょっと悲しかった記憶あり。
今更床屋には通えないものの、やはり髪をいじってもらうというのは、マッサージに次いでの至福の時だ。
今ではヘアエステなるものもあり、単純に髪を切ってもらうだけではなく、癒しを追求するサービスもあると思う。
この前来た時は、わたしもうっかり爆睡をし、シャンプー台で寝ぼけてビクっとしてしまった。
お嬢を笑えないよ、こりゃ。
東京に住んでいた頃は、決まった美容院はなかったんだけど、静岡で今のところ好きなのはここのお店なんだな。みんなフレンドリーで、とっても優しい。
伊勢丹の近くで買い物にも便利です。
いつもありがとう、Kさん。
これからもよろしく。キャッツ情報ありがとう。うちは来月行きます。