おかあさん、ぼくのあの帽子、一体どこにいったんでしょうね?
こういう出だしの映画が昔あったような気がしますが(角川の「○間の証明」でしたか?)。
まさにわたしの今の心境はこれです。
ねえねえ、神様。Gくん(よく台所に生息する真っ黒くてカサカサいってるあの虫)はどこに行ったんでしょうね?
…一昨日の夜にビデオデッキあたりで発見し、カサカサ行っていましたが姿は見えず。
すぐに殺虫剤で捕獲しようと思っていたのですが、スプレーを取りにいっている隙に隠れてしまって出てきません。…どうしよう。
わたしはG(書くのも嫌だ)ばかりはどうにも苦手です。いや、お好きな方はいらっしゃらないでしょうが、あのテリ具合、走るしか能がなさそうに見せかけておいて実は飛んでくる事もあるという意外性、見るからに細菌に塗れていそうな不気味なルックス。どれをとってもいけません。秋にコロコロとなくコオロギがGの仲間と知って以来、コオロギまで駄目になりました。
それが現在我が家の中で行方知れず。OH!
絶対にアレを野放しにしておくわけにはいきません。
間違って繁殖などされたら、まだ建てて4年の我が家はどうなってしまうのか。
しかし、我が家のネコなどなんの役にもたちやしません。
自分より小さなGに威嚇するだけで、狩りをしようという気概が感じられない。
昨晩などデッキに向かって「クルルル」と威嚇の声をあげていましたが、それだけ。
お前ら、ホントに百獣の王ライオンの仲間か?!
おまけに主人などもっと役にたちやしないのです。
「俺はダメだから。俺はGは無理だから。ソッチ担当は任せたから」
そう言うだけでチャリンと匙を投げつけられました。
なんじゃ、ソッチ担当って。
あーあ、やだなあ。
主婦ってこういうことも担当しなくちゃいけないのかしら。
とりあえず、今日の買い物に「クローブ」も追加しようと思います。
「クローブ」:虫除けのハーブです。
日本では「丁子」と呼ばれ、平安の頃から虫除けに使われていました。
Gはこの香りが大っ嫌いなんだそうで、放浪Gならこれを避けていくらしいです。
ああ…。
ポプリ作んなきゃ。
こんな内容でごめんなさいね。