インテリアに与える色の効果「青」 | Icchi情報局(千葉県インテリアコーディネーター協会)

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今日は
インテリアに与える色の効果「青」
についてお話したいと思います。





青系の色は冷たさを感じさせるので、一般的に「寒色系」と
呼ばれています。
赤やオレンジの色に比べて目立ちにくく、遠くにあるように錯覚
されやすい色です。
インテリアでは、奥行や広がりを感じさせたいところに使うと効果的。
狭い洗面所やトイレにも良く使われます。



イメージでは、
知的で、上品で、クールで、誠実で、控えめで、男性的で、
シャープで、スポーティーで、さわやかで、清潔で、シンプルな
雰囲気を感じさせます。



精神を落ち着かせる事から、寝室。
集中出来る効果がある事から、
スポーツ・仕事・勉強する部屋に適しています。




青と言っても、トーンによってお部屋の印象が随分変わります。
日本の住宅で使いやすいのは、うすいペールトーンのブルー。








淡いブルーだと、エレガントでソフトな雰囲気にもなりますね
 





鮮やかな青になると、POP・モダンやカジュアルな雰囲気
 









ダークなネイビーブルーは、シックで大人の雰囲気。
日本の住宅では、全体的に使った例が少ないかもしれませんが、
ホテルの寝室や海外では、良く見かけますよね。








青のグラデーション使いも素敵




マイナス面としては、
・他の色より突出した感じに見せたい時、目立たせたい時には不向き
・一歩間違うと
冷たすぎる、男性専用の、やわらかさに欠ける、堅苦しい、つまらない、
おとなしいイメージになりがち
・寒いと感じる。
・人工的で鮮やかな青は、食欲にブレーキをかける。
・鮮やかで濃い青を、広い面積で医療の場や、寒い所に使うのは
避けた方が良い。